一戸建てのリフォームは計画的に

2014.05.26

家屋の中の手入れは目につきやすくても、屋根や外壁の修理は怠っていないか。大規模修繕に至らないために、適時修繕することをおすすめします。
そこで、チェックポイントや修理方法について述べます。






屋根と外壁のチェックポイント
屋根は、瓦のずれやひび割れがないか、苔や雑草がはえていないかなどを見る。スレートや金属系屋根については、さびや腐食、色あせがないか確認しましょう。
外壁の場合、サイディングであれば、コーキングにひび割れがないか、変色がないかを見ます。モルタルなどの場合は、横に走るひび割れに注意しましょう。






補修方法


屋根は、ずれたり割れたりした瓦の交換の場合の「補修工事」や「塗り替え」を。すでに雨漏りしていたら、既存の屋根をすべて撤去し新しいものに替える「ふき替え」を。


外壁は、塗りなおす「塗装」と外装塗装を撤去し新しい塗装材を張る「張り替え」があります。
「塗装」は定期的に行う必要があり、塗料の種類に応じ耐久性や価格が異なる。断熱性のほか、雨水で汚れを落とすセルフクリーニング機能を持つ塗料もあります。






大規模修繕


快適性を高めるために、張り替えと同時に耐震機能を強化や断熱性能を改善したいです。


耐震機能を強化するには、壁に筋交いを入れたり、耐力壁にしたり、屋根瓦からスレートや金属などの軽い素材にします。


断熱性能を強化するには、外壁を断熱塗料にする、サイディング建材の中に断熱材を入れる、さらには24時間換気システムのついた断熱構造にするなどです。






最後に


足場を何度も組むと費用がかかるので、屋根と外装は同時に行うのが費用を抑えるコツです。できれば同じ会社に依頼したいです。
リフォームは家の状況や工事内容に応じて価格が異なる為、定価が無い。複数社から見積もりをとり比較してみる事が重要です。又、見積もりは、合計額だけが記載されていたら、詳しく書かれているものをもらいましょう。例えば、使用する塗料、塗装回数等々です。


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