リフォームを成功させるには、どうしたらよい?
2014.04.21
適正価格を知る
リフォームをしたいと思った時、納得のいく価格でリフォームを実現させるには「相見積もり」を取る事が大切である。その際に大切なのが、同じ条件で依頼すること、そして相見積もりであることを伝える事だ。比較しやすく、かつ、各社に比較検討していることが伝われば、各社はより良いプランを提示しようとするし、断る場合に断りやすくなる。
見積もりのチェックポイント
ひとつめは、内訳の設備・工賃・単価・数量をチェックする。希望通りのグレードか、資材の数量が会社ごとに同じか、工期や日当がどうなっているか、違いがあるとすると何故か。
ふたつめは、見積もりに書かれていない金額がないかだ。「別途」とされると、見積もり上は安く見える場合もある。
総工費として価格を提示された場合は、内訳を記載された見積もり書を再提出してもらう。
価格を見極める
高すぎる場合は大幅な値下げを前提としている場合があり、理由なく大幅値引きする場合は、契約を急いでいるか注意する。
安すぎる場合は、粗悪品や未熟な職人を前提としていないか確認する。なぜなら、適正な仕入れ価格と利益をもとに作られていれば、簡単に値下げできないからだ。
リフォームはふたを開けて初めてわかることもあるので、慌てないよう2割から3割程度の予算の余裕を持ちたい。
参考価格例 施工:(株)アレックスホームページより
新築インテリアオプション
リビングダイニング・寝室・玄関・キッチン(Ⅰ型)
リフォーム工事合計金額 290万円
マンションスケルトンリフォーム
キッチン(アイランド型)・バス・トイレ・洗面所・リビングダイニング・寝室・玄関
リフォーム工事合計金額 950万円
マンションスケルトンリフォーム
リビング・寝室・玄関・キッチン(Ⅰ型)・トイレ・洗面所・収納・廊下
リフォーム工事合計金額 1100万円
最後に
見積もり作業は、人任せにせず、提案書を通して工事内容を確認すれば、その後に起こりうるトラブルも減らす事が出来るはずである。
適正に見積もりをとりリフォームを成功させたい。
この記事を書いた専門家
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岩橋 栄子
ファイナンシャルプランナー 岩橋 栄子
13 20
- 得意分野
- 高齢者福祉・障害者福祉、もめない相続、現物件は賃貸か売却か、優雅な老後を海外で暮らす