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FPの回答

  • 小川 あきこ(Relieve~リリーヴFP事務所)

    長崎県

    2009.10.21

国債とは、国が必要な資金を調達するときに、投資家(国債を買いたい人)からお金を借りる際の証拠として発行する証券です。
つまり、国債を発行するということは、国が投資家等から借金をしているということです。
そして国は、お金を貸してくれた投資家に利子を付けて返します。

償還期間(満期)は、2・5・10・15・20・30年が主で、個人向けには5年物、10年物が発行されています。
償還とは借金の返済を意味します。

国債の種類には、赤字国債と建設国債があります。
赤字国債は、国の収入のほとんどを占める税収では足りない場合に、その赤字を埋めるために発行するものです。
建設国債は、橋や道路等を作るために発行するものです。
 
現在、一番発行されている国債は10年物長期国債で、この国債の利回りは銀行の貸し出し金利に大きな影響を与えています。
そのため、この金利が上昇すると企業向け貸し出しや住宅ローンなど民間の金利も上昇します。

さて、もみじさまの500万円についてです。
この500万円は、5~10年間は使う予定がないお金ですか?

お金の預け先を選ぶ場合、「期間」がとても大切です。
急な出費に準備しておきたいお金は、月収の3~6ヵ月分だといわれていますが、このようなお金はいつでもおろせる金融商品を選ぶようにしてください。
1~5年以内に必要なお金はいくらなのか、5年以上使う予定がないお金は長期運用できる金融商品でなど、「期間」が重要です。

大切なお金です。
よく検討して、上手に殖やしてくださいね。
国債とは国にお金を貸すということなんですね。
国債を買うということは、私が投資家の立場になって、国に融資するということなんですね。
これから先のこともありますので、全額ではなくまずは少しずつはじめてみようと思いました。
わかり易くコメント頂きありがとうございました!

2009.10.24


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