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FPの回答

  • 金子賢司(札幌のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司)

    北海道

    2010.09.28

はじめまして。
かなり綿密にご検討されたようですね。
国民年金(老齢基礎年金)の試算についてもほぼ間違いありません。

あと付け足すとすれば、60歳以降は国民年金の支払いが不要になります(公的医療保険は残ります)から今後年金問題がどう変更になるかわからないので断定的なことはいえませんが、毎月1万5000円前後の支払いは不要になります。年金支払い期間が不足であれば60歳以降も払う必要がでてきます。ただ70万以上の金額で国民年金の試算をされていますのでおそらくその心配はないと推測します。

保険の見直しですが、私なら死亡保障の4300万の部分は65歳以降継続せず600万の死亡保障のみを残して貯蓄兼お葬式代の費用にします。そして医療保障込みとのことでしたのでもしこの医療保険が特約であれば、はずして新たに主契約の終身型の医療保険に入り直すことがよいと思います。
(なぜなら死亡保障を使った時点で特約の医療保障であれば消滅してしまうからです。)
この際、年齢的になにかしらの健康上の理由で入れないかもしれないので、新しい医療保険に加入するにしても入れるか確認をとった上で今までの保険の特約のみはずせるようであればはずしてしまう。
あとの保険(母の貯蓄型や県民共済)はあまり必要がないと思います。それで浮いた分をまさに住宅ローンの繰上げ返済にまわすのが私はいいと思います。加入期間であと少しで満期を迎えるものがあるかどうかはわかりませんので、その辺の見極めは検討材料です。

引退後の収支は年金だけで生活費だけを考えれば最低限の生活は可能です。
あとは保険料をトータルで何歳まで払い続けているのかが情報として知りたいところです。
唯一の問題は65歳でお父様が仮に引退をしたあとの住宅ローンの返済期限である70歳までの期間をどう考えるかですね。繰上げ返済をして65歳以内にできるようであればこれで万全です。これについては今の保険も全部含めて(資産性のものはないかどうか等)あらゆる角度からかなり綿密にプランニングする必要があると思います。

私がこの文章を読んで気になるのはお父さんが何歳まで働く意思があるのかというご両親の思いが読み取れないところです。今回は保険期間でおそらくお父さんは65歳まで働くのであろうと推測してしまっていますが、お父さんの意向はどうなのでしょう?
そして本当に生活費が10万でずっとやっていくとに全く抵抗はないでしょうか?
ずっと自営業でがんばってきたのですから1年とはいわなくても3年に1度くらいは旅行に行きたいという願望もあるかも知れません。
それによってライフプランや返済計画も変わってきますし、それにともなってお母さんの収入も0かそうでないか変わってしまいますよね。

ここまでご両親思いな方のですからできれば質問者の方とご両親を含めてライフプランを作ってみてはいかがでしょうか?

おそらくすでに綿密にお話合いをされた上での質問とは思いますが、少しだけ出すぎた意見をさせていただきました。
暖かいお言葉ありがとうございました。
おっしゃるとおりの状況であれば無理な返済よりも少しずつ100万単位での返済でよいと思います。
少しずつでも総返済額はかなり違ってきます。

お父様が70まで働く意志があるのであれば家計的には全く問題ありません。
ただそうはいっても高齢ですので何があるかわかりません。そこの収入はプラスアルファとして考えておくのがよいでしょう。

2010.09.29


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