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FPの回答

  • 山口哲生(オフィスYEN)

    千葉県

    2010.08.25

結論から申し上げると、住宅購入はもうしばらく待ったほうがよいと思います。
お金の帳尻はなんとか合わせることはできると思いますが、それはあくまでも技術論です。人生はこれから長いので、想定しないことがたくさんおこります。そのときに住宅を購入していることが足かせになるという点も十分に考慮したほうがよいと思います。多くのFPはお金ということにフォーカスすることが多いのですが、本当に大切なことはあなたと家族の幸せです。その点を第一に考えて欲しいと思います。

大きなポイントはお子さんのことです。日本の教育事情から考えると学校選びは大きなポイントです。公立の学校の場合はすんでいる場所に近いところに通うことになりますが、その学校がお子さんにあっているかどうかはいってみないとわかりません。もしお子さんが「学校に行きたくない」と言い出したら、どうしますか?「もうここに家を買って住んでいるから、がまんして学校に行って。お願い」と答えるのでしょうか。
私の娘は20歳になりましたが、子育ての経験を通して、いまの教育現場のひどい状況がよくわかりました(細かくは書きませんけど)。絶対に私立の学校に行かせるとか、いざとなれば家を売っても引っ越すという覚悟があるなら別ですけど、問題がおきたときに身動きできるという選択肢をもっておくほうがはるかに重要なことではないでしょうか。
しばらくは賃貸でがんばって、お子様の教育にめどがたったころで、気に入った場所に家を購入するというのがよいと思います。住宅減税というのは、政府が国民に家を買わせるための手段なので、あまりしばられないほうがいいですよ。
オフィスYEN様
ご回答ありがとうございました。
住宅を購入することが将来的に足かせになるかもしれないとのこと、
なるほどと思いました。
彼はいま転職活動中ですが、もし転勤族になったら?と考えたら、
とても怖くなりました。
子供のことも、まだ未婚なので考えが甘かったと思います。
現在、物件情報を探す際に学校が近くにあるか等、子供の教育に
関する情報はほとんど重視してませんでした。
最後の一文ではっとさせられました。ありがとうございました。

2010.08.25


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