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FPの回答

  • 山田聡(山田FP事務所)

    東京都

    2010.08.21

迷い猫様は、既に住宅の購入を経験されていらっしゃいますが、2度目であってもたいへん悩まれていることと思います。

悩まれている第一の理由はやはり財政的な問題ではないでしょうか。
そこで、きっちりと正確ではないにしろ今後の資産状況を自分で計算してみてはいかがでしょうか。

ご相談内容では10年~15年後に田舎へUターンご希望とのことですが、15年後でも下のお子様は20歳以下で大学在学中も予想され、そのあたりをどのように考えておられるのか不確かな部分はありますが、まずは下のお子様が大学卒業後田舎にUターンするとの前提で、その時点での資産状況をザックリ計算してみてはどうでしょうか。

まずは収入として、下のお子様が22歳になるまでのご夫婦の手取収入、退職金、貯蓄残高を合算してみましょう。貯蓄残高は、現在残高に金利を考慮してもよいし、現在の残高を使ってもよいでしょう。

現在のご夫婦の年間手取り収入×下のお子様22歳までの年数+退職金+貯蓄残高・・・①

次に支出として、下のお子様が22歳になるまでの生活費、住宅ローン総支払金額、教育費、確定している大きな支出(車購入等)を計算してください。

※生活費がわからなければ、年間の手取り金額-年間貯蓄額でもよいです。今後お子様の成長につれ支出が増加する可能性もありますが、現在の金額でも十分目安となります。

※住宅ローンの総支払額は、色々なHPで簡単にシミュレーションできると思います。
現実的には、もしご主人が会社員であれば、退職する時点ですべて繰上返済するパターンで試算した方がよいケースと思います。

※一人あたり教育費は幼稚園から大学までオール公立であれば1000万円、オール私立であれば2000万円。その間の1500万円等を使い分けて計算してみましょう。

支出を合計します。
年間生活費×下のお子様22歳までの年数+住宅ローン総支払額+教育費+その他大きな支出・・・②

そして①-②を計算してみてください。おおよその資産残高がイメージできるのではないでしょうか。

後は、新たに購入する住宅を売却して田舎に移った時の金銭的イメージを加味してみてください。大枠ではありますが、自分たちのライフプランが可能か、リスクは高いのか目安はでてくるのではないでしょうか。

尚、奥さまの収入が継続するかしないかも大変重要ですので、その点も考慮してください。

目指すべきライフプランがあるということは、たいへん素晴らしいことだと思います。目標達成のためいろいろ試行錯誤されると思いますが頑張ってください。


詳しい算出方法を教えていただきありがとうございました。
時間を見つけて、教えていただいた内容で一度夫婦でしっかり計算してみたいと思います。それで納得ができるかどうか・・・あせらず考えてみます。
どうもありがとうございました。

2010.08.23


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