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FPの回答
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岡本卓也(FP事務所 セントレープランニング)
愛知県2010.06.15
以下、3つの選択肢で比較されるといいかと思います。
① 現在のマンションが好きなため、このままローン返済をする
② 老後資金の積立てが出来ないので、現在住んでいるマンションを売却し債務の返済、中古物件の購入をして、毎月のキャッシュフローを作る
③ マンション売却後中古物件を買わずに、ずっと賃貸物件に住み続け、家賃を支払い続ける
①については、現在収入が不安定ということもあり、老後資金の積立ては、収入に余裕がある時に頑張ってお金を貯め、老後の足しにしていくしかないのかもしれませんね。1年半前の新築物件ということで、お住まいの間に大規模修繕が無いかもしれませんが、もしかしたら必要になる時期がくるかもしれません。それらも念頭に置きながら、可能なタイミングで貯蓄をする必要があるのではないでしょうか。
②については、FPとしては一番現実可能なプランではないかと思います。そもそも、現在お住まいのマンションを売却してローンも返済出来、中古物件も購入出来るということは、現在の毎月の支払分が他の支出にまわせるということです。これらを、老後資金の積立て、修繕費の積立てにあてれば、老後資金にも幾分かは足しになると思われます。ただし、大規模修繕費の金額や、必要老後資金との比較でプランを立てる必要があると思います。
③については、ローンは無くなるので、不測の事態時には負担が無くていいのですが、老後資金や修繕費を現在の支払いから支出するのは難しくなります。そして、何歳までご存命かにより、賃料の支払い総額も違ってきますので、それらの想定も必要となってきますね。
以上から、②が現実的なプランですが、現在のお住まいがお好きということ。大規模修繕が必要になる。ことを考慮すれば①のまま、収入を安定させられるように職の確保に力を入れた方がいいかもしれません。
① 現在のマンションが好きなため、このままローン返済をする
② 老後資金の積立てが出来ないので、現在住んでいるマンションを売却し債務の返済、中古物件の購入をして、毎月のキャッシュフローを作る
③ マンション売却後中古物件を買わずに、ずっと賃貸物件に住み続け、家賃を支払い続ける
①については、現在収入が不安定ということもあり、老後資金の積立ては、収入に余裕がある時に頑張ってお金を貯め、老後の足しにしていくしかないのかもしれませんね。1年半前の新築物件ということで、お住まいの間に大規模修繕が無いかもしれませんが、もしかしたら必要になる時期がくるかもしれません。それらも念頭に置きながら、可能なタイミングで貯蓄をする必要があるのではないでしょうか。
②については、FPとしては一番現実可能なプランではないかと思います。そもそも、現在お住まいのマンションを売却してローンも返済出来、中古物件も購入出来るということは、現在の毎月の支払分が他の支出にまわせるということです。これらを、老後資金の積立て、修繕費の積立てにあてれば、老後資金にも幾分かは足しになると思われます。ただし、大規模修繕費の金額や、必要老後資金との比較でプランを立てる必要があると思います。
③については、ローンは無くなるので、不測の事態時には負担が無くていいのですが、老後資金や修繕費を現在の支払いから支出するのは難しくなります。そして、何歳までご存命かにより、賃料の支払い総額も違ってきますので、それらの想定も必要となってきますね。
以上から、②が現実的なプランですが、現在のお住まいがお好きということ。大規模修繕が必要になる。ことを考慮すれば①のまま、収入を安定させられるように職の確保に力を入れた方がいいかもしれません。
2010.06.17
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前置きが長くなりましたが、コメントについてざっとお話したいと思います。
私がお話した、3つの選択肢に沿ってお話します。
<① 現在のマンションが好きなため、このままローン返済をする
② 老後資金の積立てが出来ないので、現在住んでいるマンションを売却し債務の 返済、中古物件の購入をして、毎月のキャッシュフローを作る
③ マンション売却後中古物件を買わずに、ずっと賃貸物件に住み続け、家賃を支 払い続ける >
まず、コメントいただいた
「大規模修繕費の金額や、必要老後資金との比較でプランを立てる必要」について
(1)どのような方法で考えていけばよいか
(2)また考える時期はいつがいいのか
について。
(2)からお話しますと、考える時期は早ければ早いほどいいと思います。不確定要素は、対策をすることで大半を安心に変えることが出来るからです。
(1)に関しては、実際にいくつかの購入候補マンションの費用を比較してみることです。
中古マンションの修繕費の積立てに関しては、いくつかのマンションの管理費、修繕費をピックアップして、条件のいいものに絞り、満足度の高いものをご選択されるといいかと思います。その際、管理会社や管理組合の把握、資金管理の把握、修繕記録の確認を行うことをおすすめします。
それと同時に、不動産会社の売出価格も変化しますので、こちらもいくつかの不動産会社に問い合わせしてみるといいです。
老後資金に関しては、まずはオーソドックスに必要額の把握をしてみることです。よく使われる考え方は、女性の平均寿命を86歳として、毎年いくらの生活費全般が必用になるかを考えてみることです。単純に月々20万円必要なら、43年(86歳-43歳)×12ヶ月×20万円=1億320万円。退職前と退職後を分けて考えれば、退職す
るまでの月々必用額20万円×12ヶ月×17年(60歳-43歳)=4080万円。退職後月々必要額10万円×12ヶ月×26年(86歳-60歳)=3120万円。合計して7200万円。といった具合です。
もっと詳細に考えるべきだと思いますが、この7200万円から、公的資金や、積立てしてきた貯金の取り崩し額などを差し引いて考えるといいです。
以下、私の考えです。
前回の3つの回答のうちの ①と② を同時進行で対策を実行していくことをおすすめします。幸い手取り20万円の収入は直近では確保出来そうですから(3年とは考えず、1年とか1年半とか前倒しで)、両方やってみるのがいいのではないでしょうか。
①を実現するためには、正社員になって安定した収入をしっかり確保することだと思います。そのための方法として一つ。現在お勤めの会社で、元は派遣社員だったが正社員に登用された方を探し、その方からお話を聞いてみることです。その方法をいくつか聞くことが出来れば、実際に真似をしてみることです。その様な方がいなければ、他の会社の人でもいいので探してみてお話を聞かれるといいと思います。
以上から、効果があると思うことをすべて同時進行で実行し、少しでも不確定要素を減らしていくことが大事だと思います。
具体的行動のサポートは、事務所にご依頼ください。