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FPの回答

  • 古川(古川FP事務所)

    島根県

    2010.05.15

多くのFPの方が、ご指摘通り、今の情報や状況では厳しいかも知れません。理由は、おおくのFPの方々のご指摘がありますから省かさせて頂きます。

当方では、数字を並べ検証します、何故厳しいのか?質問での情報を元にして、シミュレーションして見ましたので参考になればと思います。

<土地Aの場合>

フラット35S(優良住宅取得支援制度)を利用しなかった場合で計算していますので、土地Bに近い支払総額です。

借入額   =4,800万円(元利均等返済)

借入金利  =2.8%(全期間固定・金利は毎月変わります)

返済期間  =35年

月々の返済額=12万円程度

ボーナス返済=30万円程度

<試算結果>

月々の返済金額 =   119,608円

ボーナス時加算額=   360,054円

年間返済総額  = 1,916,188円

支払総返済額  =75,439,223円

*住宅ローン控除前の所得税が50万円の場合は、10年間の軽減概算税額は、4,378,600円です。

*所得税からの控除額=住宅借入金等の年末残高×控除率(1.0%)

*住民税は、最高97,500円まで控除できます。

*固定資産税の軽減があります。建物では、木造一戸建ての場合は3年間(長期優良の場合は5年間)税額が1/2になります。ほかに住宅の宅地に、固定資産税+都市計画税が掛かりますので、お忘れなく計画に入れておかなければならないお金です。

*分譲マンションなどでは必要な修繕積立は強制的に組合で集めますが、戸建ての場合は自分が積み立てて、将来のメンテナンスの準備をしなければなりません。

*住宅購入時の諸費用として、ローン保証料(フラット35は不要です)、団体信用生命保険特約保険料(フラット35は任意加入)、印紙代、登録免許税、その他の費用と
して、購入額の5~10%を見込んでおかなければなりません。

*35歳完済時には、ご主人様が72歳で、定年までに繰り上げ返済しなければ、年金等でローンを支払わなければならなく、ボーナス加算月などの対処が難しくなります。

*近々にお子様を考えておられますが、お二人ぐらい誕生された場合は、ご主人様の定年間近にお二人のお子様の教育資金が重なる恐れが有るかも知れません。お子様の教育資金はお一人で1,000万円~2,000万円程度掛かると言われています。

*老後資金には、夫婦二人でおおよそ1億円必要です。一般的に公的年金の外に、3,000万円程度準備が必要と言われています。

具体的に、平均寿命まででシミュレーションしてみます。

ご主人(65歳)→→→→→→→→→→→→→→→→→→ ご主人(82歳)

奥様 (57歳)→→→→→→→→→→→→→→→→→→ 奥様 (74歳)→→→→→→→→→奥様(87歳)
         ↑                           ↑
  30万円(月の生活費)×12ヶ月×17年=6,120万円     21万円×12ヶ月×13年=3,280万円


合計すると、9,400万円かかる予想です。(奥様お一人になった場合は、お二人の生活費の70%で計算)



人の幸せ感は、十人十色ですが、心豊かに暮らすことを考えれば、奥様の一番の夢は何でしょうか?

もし夢が住宅であれば、プラン変更すれば取得可能なのかどうか、今後の暮らしのためにも、ライフプランをFP等に個別相談される事をお勧めします。





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