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FPの回答

  • 大林(ファン・インベストメント株式会社)

    東京都

    2010.03.31

ご質問につきまして以下ご提案申しあげます。
何とぞよろしくお願いいたします。

「大枠の資産配分」
運用資産総額から、年間期待インカム(利金・配当)相当分を得られる投資額を計算し、優先株、債券、不動産へ配分。
その残りで元本の成長を目的とした株式へ配分。
インカム期待がゼロであれば、全額株式等への投資も検討可。

「金について」
金は金利を生まず、価格動向は相場次第なので配分は見送り。
(短期トレードや短期的なドル安のヘッジとしては検討に値しますが、本ポートフォリオにふさわしいかどうかは不明。)

「先進国・新興国の配分」
先進国、新興国の配分はいまや過去のパフォーマンス事例は参考にならず、冷静に検討すべきテーマ。
2010年3月下旬現在のタイミングでは新興国のバリュエーションは高め、先進国は低め。
よって、先進国の比率が高めのポートフォリオが適していると考えています。
機関投資家の配分基準は一般に各市場の株式時価総額をもとにデザインされています。
プライベート投資家では、リスク許容度によって自由にデザインできます。
投資開始時には相対的に割安な株式市場から入り、四半期毎に先進国・新興国の追加検討、配分見直しをしていくのが良いかと思います。

「その他」
先進国の経済成長率が停滞する局面では、オルタナティブ(ヘッジファンド、プライベートエクイティ)への一部配分が本来のリスク管理上は望ましい。
運用総額から質の高いオルタナティブへのアクセスは最低投資金額のハードルが高く、この分は見送りでもいたしかたない。
ご返事ありがとうございます。ヘッジファンドは他のFPの方も同様のことを(先進国の~)仰いました。最低投資金額が1000万とのことです。またの質問の機会がございましたらよろしくお願いします。

2010.03.31


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