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FPの回答

  • 伊木恭憲(株式会社 そうだんひろば)

    鳥取県

    2025.11.12

内容を拝見しました。
業界では「平準払い」と呼ばれるドル建て保険かと思います。
(毎月・半年・年払いといった支払い方法です。)

平準払いの場合、「ドルコスト平均法」の効果が得られません。
円安局面では貯蓄率が上昇する一方で、支払う保険料も上昇します。
「円安 → 物価上昇 → 保険料上昇」と固定費が増加し、結果的に家計を圧迫するため、
私も本業で取り扱いはありますが、お客様にお勧めしたことはございません。

また、100,000ドルの死亡保険があるため、保険料の一部が保障に回り、貯蓄効果が分散します。

最近では、死亡時も解約返戻金とほぼ同額になるよう設計された、
保障を抑え貯蓄機能に特化した「積立利率更改型(変動型)一時払終身保険」という商品もございます。
保険会社によって細部は異なりますが、為替レートは固定されないものの、
3.5~4.0%程度の利率を米ドルベースで10〜20年間固定する内容が一般的です。
期間の経過とともに複利効果も期待できます。

解約返戻金の運用先としては、NISAなどの投資も有効ですが、将来の増加額が不透明です。
一方、積立利率更改型(変動型)一時払終身保険であれば、
為替以外の要因は比較的固定されており、リスクを軽減できます。
ただし、10年以内の解約には手数料などの費用が発生する点にはご注意ください。

私はドル建て商品は一時払いしかお勧めしておりません。
以上を踏まえ、解約返戻金をそのまま一時払いの保険として活用されるのも、一案かと思います。
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