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FPの回答
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川隅達也(かわすみFP事務所)
愛知県2025.11.05
かわすみFP事務所 川隅と申します。
田畑さん、初めまして。
DCに拠出したら代わりに年金が減るなどと聞くと心配になりますね。ひとつずつお答えしていきたいと思います。
1.正直なところ、詳しい年金のデータがあったとしても何とも言えないというのが本音です。なぜならDCの将来の運用結果はわからないからです。
厚生労働省のHPに公的年金シミュレーターがありますので、今のままの場合と月々の追加の拠出分を止めた場合を入力して公的年金の差額を確認してみてはいかがでしょうか。
ただし、DCに拠出することを止めてしまうことでDCから後々受給する年金は減少することになりかねません。加えて社会保険料控除が減少することで所得税と住民税の負担は増加します。そのあたりのことも踏まえて検証する必要はあるかと思います。
2.無難かどうかという一点に絞ってお話をすると、今の元本確保型の商品を利用し続ければ元本が大きく毀損することはないでしょう。ただし、DCは管理している金融機関の手数料など毎年差引かれているケースもありますので、その場合には預金金利程度の運用成績では元が取れないということもあります。DCをいつからどうやって受給するかにもよりますが、御自身が内容を理解できる範囲で元本確保型の商品からいくらか積極運用に移してみるもの良いかもしれません。ただし、この場合には元本を少なからず毀損する可能性も出てくることになります。
3.節税がしたいのであれば、個人年金保険に加入することで生命保険料控除を活用するのは良いことだと思います。ただし、生命保険料控除(所得控除)最大4万円に対する税金は仮に20%の税率だったとして年間8000円の節税効果です。このために資金を固定してしまうことにメリットがあるのかどうかは、人それぞれといったところです。
以上、お役に立てば幸いです。
田畑さん、初めまして。
DCに拠出したら代わりに年金が減るなどと聞くと心配になりますね。ひとつずつお答えしていきたいと思います。
1.正直なところ、詳しい年金のデータがあったとしても何とも言えないというのが本音です。なぜならDCの将来の運用結果はわからないからです。
厚生労働省のHPに公的年金シミュレーターがありますので、今のままの場合と月々の追加の拠出分を止めた場合を入力して公的年金の差額を確認してみてはいかがでしょうか。
ただし、DCに拠出することを止めてしまうことでDCから後々受給する年金は減少することになりかねません。加えて社会保険料控除が減少することで所得税と住民税の負担は増加します。そのあたりのことも踏まえて検証する必要はあるかと思います。
2.無難かどうかという一点に絞ってお話をすると、今の元本確保型の商品を利用し続ければ元本が大きく毀損することはないでしょう。ただし、DCは管理している金融機関の手数料など毎年差引かれているケースもありますので、その場合には預金金利程度の運用成績では元が取れないということもあります。DCをいつからどうやって受給するかにもよりますが、御自身が内容を理解できる範囲で元本確保型の商品からいくらか積極運用に移してみるもの良いかもしれません。ただし、この場合には元本を少なからず毀損する可能性も出てくることになります。
3.節税がしたいのであれば、個人年金保険に加入することで生命保険料控除を活用するのは良いことだと思います。ただし、生命保険料控除(所得控除)最大4万円に対する税金は仮に20%の税率だったとして年間8000円の節税効果です。このために資金を固定してしまうことにメリットがあるのかどうかは、人それぞれといったところです。
以上、お役に立てば幸いです。
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