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FPの回答
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山田浩(パーソナルファイナンス研究事務所)
東京都2025.05.15
ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャルプランナーとして、多くの方の住宅ローン審査に関するご相談を承っております。
まず、信用情報の開示を行い、事前に状況を確認されている点は素晴らしいご対応です。住宅ローン審査では、こうした自己管理の姿勢も評価対象になることがあります。
ご質問の「CICにおける『延滞解消』の記載」についてですが、これは「異動情報(いわゆる金融事故)」の一部に該当します。
CICで「延滞解消」と記載されているということは、過去に61日以上の延滞等があり、その後に返済が完了している、という履歴が残っていることを示しています。
そして、このような情報は「異動情報」として、完済後5年間は信用情報に残り続けます(今回の「保有期限 令和11年11月末日」もそれを示しています)。
そのため、現在は完済済みであっても、情報が残っている間は住宅ローン審査に影響する可能性があります。
ただし、以下のような点を金融機関は総合的に判断します:
• 延滞発生からの経過年数(今回の場合、既に7年近くが経過しています)
• 現在の信用情報(延滞のないカード利用や通信機器の分割支払など)
• 安定した収入状況(転職後6年間安定している点は高評価です)
• 物件や借入金額、頭金の割合 など
つまり、「異動=即審査否決」とは限りません。むしろ、きちんと完済され、その後の信用履歴に問題がなければ、前向きに審査してくれる金融機関も少なくありません。
審査を申し込む際には、以下のような対策も有効です:
• 「延滞が過去にあったが現在は健全な利用をしている」ことを補足資料などで説明する
• 金融機関を1社に絞らず、複数社に相談・仮審査を依頼する
• フラット35など、一部の情報に左右されにくいローンも検討する
人生の大きな節目である住宅購入が、安心して進められるよう切に願っております。
ファイナンシャルプランナーとして、多くの方の住宅ローン審査に関するご相談を承っております。
まず、信用情報の開示を行い、事前に状況を確認されている点は素晴らしいご対応です。住宅ローン審査では、こうした自己管理の姿勢も評価対象になることがあります。
ご質問の「CICにおける『延滞解消』の記載」についてですが、これは「異動情報(いわゆる金融事故)」の一部に該当します。
CICで「延滞解消」と記載されているということは、過去に61日以上の延滞等があり、その後に返済が完了している、という履歴が残っていることを示しています。
そして、このような情報は「異動情報」として、完済後5年間は信用情報に残り続けます(今回の「保有期限 令和11年11月末日」もそれを示しています)。
そのため、現在は完済済みであっても、情報が残っている間は住宅ローン審査に影響する可能性があります。
ただし、以下のような点を金融機関は総合的に判断します:
• 延滞発生からの経過年数(今回の場合、既に7年近くが経過しています)
• 現在の信用情報(延滞のないカード利用や通信機器の分割支払など)
• 安定した収入状況(転職後6年間安定している点は高評価です)
• 物件や借入金額、頭金の割合 など
つまり、「異動=即審査否決」とは限りません。むしろ、きちんと完済され、その後の信用履歴に問題がなければ、前向きに審査してくれる金融機関も少なくありません。
審査を申し込む際には、以下のような対策も有効です:
• 「延滞が過去にあったが現在は健全な利用をしている」ことを補足資料などで説明する
• 金融機関を1社に絞らず、複数社に相談・仮審査を依頼する
• フラット35など、一部の情報に左右されにくいローンも検討する
人生の大きな節目である住宅購入が、安心して進められるよう切に願っております。
2025.05.16
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補足内容に『解消』の記載は異動情報の一部であると明確になりました。
延滞を起こしてしまった時期はクレジットカードの強制解約や新規審査に通りませんでした。
2年程前からクレジットカードの作成や携帯電話分割が問題無く出来るようになったため、住宅ローンも可能では?と考えておりましたが、現状では影響度はまだまだ厳しい状況であると確認出来ました。
来週末に不動産屋に行く予定ではありますので、審査影響度に変化は無いと思いますが、担当の方にも信用情報の話をしてみようと思います。
頂いたメッセージでは融資いただける可能性はあるとの事ですので、チャレンジするかも含め、話をして参ります。