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  • 木村太治(リベルタ経営相続研究所)

    滋賀県

    2025.03.05

滋賀県近江八幡市のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。
質問を拝見しますと、困った状況であると推測いたします。

まず、賃貸戸建てが築30年であることから、上物(家)の価値はほぼなく、土地値だけの物件かと思います。
金融機関は、融資の安全性を第一に考えますので、中野さんに870万円融資しても回収の危険が大きいと判断しているものと思います。
また、返済が不可能となった場合、抵当権を実行して回収するのですが、物件の価値も870万円に満たないと考えているのでしょう。
融資に当たり、金融機関の思考回路は同じなので、概ね同様の判断になります。

解決策ですが、銀行に最初から870万円の融資を求めるのではなく、その物件でいったいいくらまで融資が可能か聞くことも一つの手です。
仮に600万円であれば、①残りの270万円を家族4人の預金等から手当できるか検討する。②大家さんに対し、銀行の融資が600万円なので、値引き交渉をする。③大家さんには、一時金で600万円を支払い、残り270万円は月々数万円の分割払いとする。などの交渉が考えられます。
また、大家さんが売却時全額870万円の支払いに固執されるのであれば、購入は困難で、借家権をもとに家賃を払って住み続けることになると伝えざるを得ません。
この場合は、大家さんが現金化を急いでいるなら、投資家に投資物件として売却するかも知れません。(売却額は、賃料と期待利回りによります。)
そして、中野さんは、新たな所有者と借家契約を結ぶことになります。

大家さんが、購入しないことを根拠に退去を求めてきた場合、弁護士に相談されるか、裁判所の民事調停を活用されれは良いと思います。
いずれにしても、良い方向に向かいますようお祈りいたします。



ご回答ありがとうございます。

私なりに色々考え、父に相談した結果、「築年数も古いし引き続き賃貸でもいいのでは」という結論に至りました。

今後正社員として働いて、そこで資金を貯めてからローンを組んで違う物件を購入した方がより良いと思いました。

この度はありがとうございました。

2025.03.06


少しでも参考になりましたら、幸いです。

2025.03.06


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