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木村太治(リベルタ経営相続研究所)
滋賀県2024.05.08
ニナさん
滋賀県で独立系のFP事務所を行っています「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。
ご質問の変額個人年金保険は、保険会社が一時払いで受け取った原資を元に運用し、その成果を将来年金と言う形で分配するものです。
メリットとしては、一般の生命保険料控除が使え、一定の所得税の圧縮効果があること。また、保険会社がリスクを取って運用するので、将来、運用成果を加えて私的年金として受け取れることです。
デメリットとしては、多くの場合、海外での運用なので、金融マーケットの状況や為替によっては元本割れや運用成果が変動すること。また、受取時、年金で受け取れば、雑所得として総合課税の対象となり、所得税や住民税はもとより、国民健康保険料や介護保険料、後期高齢者医療保険料のアップにつながることもあります。(自分で、保険ではなく投資信託などの金融商品で運用する場合は、分離課税です。)
また、急に資金が必要となり中途解約をしなければならなくなった場合、解約返戻金が払込金額を下回ることもあります。
資金運用だけ考えられるのであれば、保険会社の商品ではなく、手数料の安いネット系の証券会社で投資信託(できれば複利運用のもの)を購入されることをおすすめします。(ただし、この場合も当然運用リスクはあります。)
具体の商品は、ネット証券内のランキングを参考に、目論見書をお読みになって、自分に合うものを選ばれると良いと思います。
以上、参考にされてください。
滋賀県で独立系のFP事務所を行っています「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。
ご質問の変額個人年金保険は、保険会社が一時払いで受け取った原資を元に運用し、その成果を将来年金と言う形で分配するものです。
メリットとしては、一般の生命保険料控除が使え、一定の所得税の圧縮効果があること。また、保険会社がリスクを取って運用するので、将来、運用成果を加えて私的年金として受け取れることです。
デメリットとしては、多くの場合、海外での運用なので、金融マーケットの状況や為替によっては元本割れや運用成果が変動すること。また、受取時、年金で受け取れば、雑所得として総合課税の対象となり、所得税や住民税はもとより、国民健康保険料や介護保険料、後期高齢者医療保険料のアップにつながることもあります。(自分で、保険ではなく投資信託などの金融商品で運用する場合は、分離課税です。)
また、急に資金が必要となり中途解約をしなければならなくなった場合、解約返戻金が払込金額を下回ることもあります。
資金運用だけ考えられるのであれば、保険会社の商品ではなく、手数料の安いネット系の証券会社で投資信託(できれば複利運用のもの)を購入されることをおすすめします。(ただし、この場合も当然運用リスクはあります。)
具体の商品は、ネット証券内のランキングを参考に、目論見書をお読みになって、自分に合うものを選ばれると良いと思います。
以上、参考にされてください。
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