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FPの回答
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川隅達也(かわすみFP事務所)
愛知県2023.10.02
かわすみFP事務所 川隅と申します。
NISA制度の移行期ということで、制度自体がわかりにくく不便ない思いをされている方は多いかと思います。
また、同様に現行のNISA制度に不満を感じておられる方も多いようです。
結論から申しますと、
(1)既存のつみたてNISAの非課税期間内であれば、売却益には課税されないか:現行のつみたてNISA制度で買い付けたものは積立から20年間は売却益に課税されません。
(2)つみたてNISA→一般NISA切替後に一般NISAで使用できる非課税枠:既存のNISA制度では年の途中での「つみたてNISA→一般NISA切替」ができません。
現行のNISA制度では「つみたてNISA」か「一般NISA」のどちらかを選択することになっています。今年(2023年)に入って1度でも現行のつみたてNISA制度を利用した買い付けを行っていると、年内は一般NISAへの切り替えや買い付けはできません。
こちらのサイトをご確認ください。
金融庁NISA特設ページ⇒つみたてNISAの概要⇒つみたてNISAとは https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html#contents1 小さな文字ですが、表の下の*2を確認すると以下の様になっています。「*2 …NISA口座を開設する金融機関は1年単位で変更可能です。また、NISA口座内で、つみたてNISAと一般NISAを1年単位で変更することも可能です。ただし、つみたてNISAですでに投資信託を購入している場合、その年は他の金融機関又は一般NISAに変更することはできません。」
対応策としては
・現行のつみたてNISAを枠内いっぱいまで利用する。(積立月額を引き上げます)
・NISA口座外で購入する。
・新NISAへの移行を待つ。(一般口座が併用できるようになります)
NISA制度自体が大きな資産の運用のための制度とは呼べない部分があります。現状の現預金など全額を運用されたいのであれば、NISA口座外での運用も視野に入れて検討されることをお勧めいたします。
新制度への移行後もNISA制度はうまく活用していきたいものです。
NISA制度の移行期ということで、制度自体がわかりにくく不便ない思いをされている方は多いかと思います。
また、同様に現行のNISA制度に不満を感じておられる方も多いようです。
結論から申しますと、
(1)既存のつみたてNISAの非課税期間内であれば、売却益には課税されないか:現行のつみたてNISA制度で買い付けたものは積立から20年間は売却益に課税されません。
(2)つみたてNISA→一般NISA切替後に一般NISAで使用できる非課税枠:既存のNISA制度では年の途中での「つみたてNISA→一般NISA切替」ができません。
現行のNISA制度では「つみたてNISA」か「一般NISA」のどちらかを選択することになっています。今年(2023年)に入って1度でも現行のつみたてNISA制度を利用した買い付けを行っていると、年内は一般NISAへの切り替えや買い付けはできません。
こちらのサイトをご確認ください。
金融庁NISA特設ページ⇒つみたてNISAの概要⇒つみたてNISAとは https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html#contents1 小さな文字ですが、表の下の*2を確認すると以下の様になっています。「*2 …NISA口座を開設する金融機関は1年単位で変更可能です。また、NISA口座内で、つみたてNISAと一般NISAを1年単位で変更することも可能です。ただし、つみたてNISAですでに投資信託を購入している場合、その年は他の金融機関又は一般NISAに変更することはできません。」
対応策としては
・現行のつみたてNISAを枠内いっぱいまで利用する。(積立月額を引き上げます)
・NISA口座外で購入する。
・新NISAへの移行を待つ。(一般口座が併用できるようになります)
NISA制度自体が大きな資産の運用のための制度とは呼べない部分があります。現状の現預金など全額を運用されたいのであれば、NISA口座外での運用も視野に入れて検討されることをお勧めいたします。
新制度への移行後もNISA制度はうまく活用していきたいものです。
2023.10.03
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新NISA移行後も、うまく活用できるよう、勉強を続けてまいります。