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FPの回答
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木村太治(リベルタ経営相続研究所)
滋賀県2021.11.12
setosanさん
滋賀県近江八幡市のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。
まず、持ち家購入のメリット、デメリットをお話しします。
〇購入のメリット
・ローンの返済が進むと資産となる。(ただし、木造の場合、約20年で建物の価値は無くなり、土地の価値のみと考えた方が良いです。)
・購入に住宅ローン控除を使うと、所得税、住民税が安くなる。
・責任感及び仕事に張り合いが出る場合もある。
・老後の生活の備えができる。
〇購入のデメリット
・買ったとたん家の価値は、2割程度下落する。(新築の場合)
・固定資産税等の負担が新たに発生する。
・定期的な修繕費の負担が発生する。(10数年ごとの外壁塗装など)
・火災、地震、自然災害、水漏れ等のリスクを負担する必要がある。(保険をかければ、カバーできる部分もある。)
・簡単に引っ越し、住み替えができない。(近隣トラブル発生時等)
・家賃補助がなくなる。
・原則として、給料が減っても、決まったローン金額を払い続けなければならない。(リスケをする場合を除く。)
・郊外に購入した場合、通勤に時間がかかることがある。
次に、「二人でローン組むのだから、子供生まれたら私は育休に入るから、ローンは組めなくなる」とのことですが、大切なのは、ローンを組むことではなく、無理なく返済していけるかどうかです。
奥様が、産休で休まれている間も同じようにローン返済できますか。確かに、思い切って買わないと買えないのですが、家計がひっ迫すると夫婦喧嘩のもととなりますので、この点も注意が必要です。
なお、具体には、収入、資産、購入したい物件の資料をもって、お近くの独立系のFPにご相談されることをお勧めします。
滋賀県近江八幡市のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。
まず、持ち家購入のメリット、デメリットをお話しします。
〇購入のメリット
・ローンの返済が進むと資産となる。(ただし、木造の場合、約20年で建物の価値は無くなり、土地の価値のみと考えた方が良いです。)
・購入に住宅ローン控除を使うと、所得税、住民税が安くなる。
・責任感及び仕事に張り合いが出る場合もある。
・老後の生活の備えができる。
〇購入のデメリット
・買ったとたん家の価値は、2割程度下落する。(新築の場合)
・固定資産税等の負担が新たに発生する。
・定期的な修繕費の負担が発生する。(10数年ごとの外壁塗装など)
・火災、地震、自然災害、水漏れ等のリスクを負担する必要がある。(保険をかければ、カバーできる部分もある。)
・簡単に引っ越し、住み替えができない。(近隣トラブル発生時等)
・家賃補助がなくなる。
・原則として、給料が減っても、決まったローン金額を払い続けなければならない。(リスケをする場合を除く。)
・郊外に購入した場合、通勤に時間がかかることがある。
次に、「二人でローン組むのだから、子供生まれたら私は育休に入るから、ローンは組めなくなる」とのことですが、大切なのは、ローンを組むことではなく、無理なく返済していけるかどうかです。
奥様が、産休で休まれている間も同じようにローン返済できますか。確かに、思い切って買わないと買えないのですが、家計がひっ迫すると夫婦喧嘩のもととなりますので、この点も注意が必要です。
なお、具体には、収入、資産、購入したい物件の資料をもって、お近くの独立系のFPにご相談されることをお勧めします。
2021.11.12
返信いただきました。
なお、返信いただいた内容で少し気になったことを追記します。
延滞は、リスケの誤りとして。(本当の延滞であれば大変なことです。)
まず、家の購入時(ローンを組む時)には、不動産投資物件のことも十分加味して、検討されることをお勧めします。
今現在でも、固定資産税を払うとマイナスとのことです。現在は、不動産の設備系の減価償却や借入金の利子部分が多いので、たぶん帳簿上で損失を計上し、所得税の還付があるのではと思いますが、今後、設備の減価償却がなくなり、借入金に占める元本返済部分が多くなると、キャッシュフローが厳しくなることが予想されます。また、建物が古くなると修繕費や空室期間も長くなります。(サブリース物件であれば、契約見直しリスクと収益還元上の問題もあります。)
キャッシュが回らなくて、手放そうにも、投資利回りが低い物件であれば、期待している金額で売れず、残債が残ることもあります。
夫婦ですから、奥様と実情を共有し、検討されることをお勧めします。
以上です。参考にされてください。
なお、返信いただいた内容で少し気になったことを追記します。
延滞は、リスケの誤りとして。(本当の延滞であれば大変なことです。)
まず、家の購入時(ローンを組む時)には、不動産投資物件のことも十分加味して、検討されることをお勧めします。
今現在でも、固定資産税を払うとマイナスとのことです。現在は、不動産の設備系の減価償却や借入金の利子部分が多いので、たぶん帳簿上で損失を計上し、所得税の還付があるのではと思いますが、今後、設備の減価償却がなくなり、借入金に占める元本返済部分が多くなると、キャッシュフローが厳しくなることが予想されます。また、建物が古くなると修繕費や空室期間も長くなります。(サブリース物件であれば、契約見直しリスクと収益還元上の問題もあります。)
キャッシュが回らなくて、手放そうにも、投資利回りが低い物件であれば、期待している金額で売れず、残債が残ることもあります。
夫婦ですから、奥様と実情を共有し、検討されることをお勧めします。
以上です。参考にされてください。
2021.11.13
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>奥様が、産休で休まれている間も同じようにローン返済できますか。確かに、思>い切って買わないと買えないのですが、家計がひっ迫すると夫婦喧嘩のもととな>りますので、この点も注意が必要です。
→なんとなくですが、私の考えではひっぱくすると思っています。夫婦喧嘩をしてまで正直生活したくありません。このひっぱくする可能性は早めに把握しときです。
*追加情報として、私はそもそも家を購入したくないのが本音です。また住宅補助は私が40歳まで。また借り入れの話で行くと、私は奨学金が300万円ほどあり、毎月2万円返済しています。独身の時に購入した不動産投資物件2件あります。1件あたり2300万円(月の収支としてはプラスですが、年で見ると固定資産税を払うとマイナスです。)どの借り入れも延滞はしています。