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FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2021.10.07

なかなか様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

1.金融庁の説明では、累積投資契約となっていたので、
毎月1回でなくとも、あらかじめ定めた期日に買付ける契約形態であれば、つみたてNISAを利用可能と思われます。

実際にできるかどうかは、証券会社ごとに対応が異なるので、詳細は、証券会社に直接尋ねてみてください。

2.確かに、毎月複数回の方が投資タイミングがより分散されますね。
ただ、毎月1回でも、それなりに分散効果は期待できるので、管理のしやすさなども考慮して決めた方がよいかもしれません。

手数料については、例えば、月4回と月末1回を比べると、
月4回の方が、毎日差し引かれる信託報酬は、確かに多くなりますね。

ただ、ごく微妙な差ですし、信託報酬を払いつつ、その間も運用はされます。

いずれにしても、例えば、○○ショックのような局面では、それまでに投資した分が、まるごと暴落に巻き込まれます。

リーマンショックの時は、一時的に、50%くらい下落しました。

入口の微妙な差も気になりますが、結局は、運用資金全体でどう考えるかだと思います。

現実の資産運用は、価格変動が大きいものになりますので、
運用目的や運用期間、目標利回り、目標額等の「全体計画」をしっかりと立てたうえでスタートされることをおすすめします。

ありがとうございます。
すいません、頂いたご回答について確認させてください。
>手数料については、例えば、月4回と月末1回を比べると、
>月4回の方が、毎日差し引かれる信託報酬は、確かに多くなりますね。

A.毎月1日に10,000円購入
B.毎月1日に5,000円購入
  毎月15日に5,000円購入

この2パターンを比較したときに、購入2か月目以降は、AでもBでも
信託報酬や信託財産留保額は同じと考えていましたが、差がでますで
しょうか???
そこを是非知りたいです。何卒よろしくお願いします。

2021.10.07


お書き頂いた選択肢だと、
A.の方がわずかに信託報酬の支払いは多くなりますね。

ただ、運用を託す期間がほんの少し長くなるというだけの意味で、
信託報酬の料率自体は、1か月目から同じです。

信託財産留保額は、解約時にのみ一定の率で掛かります。

購入回数に比例する手数料は無いという理解で合っています。

ちなみに、つみたてNISAは、パッシブ運用といって、
相場観を持たずに、計画通り淡々と積立を継続することが前提の制度設計になっています。

おそらく相場観が必要な投資だと、難しすぎると思われたり、
アドバイザーが必要になったりして、投資を広く普及させにくい、という考え方があるのだと思います。

マラソンと同じで、とにかく完走することが大事なので、
ピッチ走法か、ストライド走法か、完走に向けてご自身に合った選択をされるとよいのではないでしょうか。

2021.10.08


ありがとうございます。すっきりしました。

リーマン前に、バランス投信の素敵な広告に惹かれ購入、投資額が3割以上に目減りしたところで償還されてしまい、それ以降インデックスファンドのドルコスト修行僧でやっております!!!

2021.10.08


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