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木村太治(リベルタ経営相続研究所)
滋賀県2021.05.06
駐在員Aさん。はじめまして。
滋賀県近江八幡市の独立系のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。
さて、最初から結論的になるのですが、長期であれば十分可能かと思います。
長期とは、例えば、30年くらいの期間をとって、その間積立投資などを行った場合、振り返ってみて、年5%(税引4%)になっているという意味です。
しかし、その間の1年、1年を区切って確実に年5%の収益を上げ続けることは、難しいとも思います。
仮に、資産1億円あったとして、生活費年間400万円を上げるために、一時に全部投資することは、逆に元本を棄損する恐れがあります。
そこは、慎重に考えるべきです。
特に、今のように金利が低く、今後、金利上昇が見込まれる時は、金融商品の期待収益率も上がることが予想されます。(元本価格が下がります。)
また、収益が上がらない年に、生活費のために元本を取り崩せは、今後のパフォーマンスが下がりますし、精神衛生上も良くありません。
1億円あって、どうしてもFIREされたいのであれば、5年分の生活費(2,000万円)を現金・預金で確保し、投資とは別勘定とする。
あと8,000万円を数年に分けて、世界経済に連動するインデックス型の投資信託を手数料の安いネット証券で購入し、複利運用を図る。
基本的に、投資信託の果実内で生活し、元本を減らさない。足りない分は、別勘定の現預金から補填するという方法でしょうか。
歴史を振り返り、世界的に見れば、大恐慌やリーマンショック級の出来事があっても、5年分の現預金で持ちこたえられるのではと思います。
しかし、あくまで投資にかかることに絶対はありません。やはり、いくらかのリスクがあることを前提にお考えください。
追伸。
会社勤めで辛いことも多く、FIREに憧れることも十分理解できます。しかし、いざ退職すれば、例え、経済的に不安が無くとも、何か物足りなさがあるようです。
FIREをされるのであれば、経済的な面以外(社会的なつながり)のことも十分考えられて、判断されれば良いと思います。
以上、参考にされてください。
滋賀県近江八幡市の独立系のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。
さて、最初から結論的になるのですが、長期であれば十分可能かと思います。
長期とは、例えば、30年くらいの期間をとって、その間積立投資などを行った場合、振り返ってみて、年5%(税引4%)になっているという意味です。
しかし、その間の1年、1年を区切って確実に年5%の収益を上げ続けることは、難しいとも思います。
仮に、資産1億円あったとして、生活費年間400万円を上げるために、一時に全部投資することは、逆に元本を棄損する恐れがあります。
そこは、慎重に考えるべきです。
特に、今のように金利が低く、今後、金利上昇が見込まれる時は、金融商品の期待収益率も上がることが予想されます。(元本価格が下がります。)
また、収益が上がらない年に、生活費のために元本を取り崩せは、今後のパフォーマンスが下がりますし、精神衛生上も良くありません。
1億円あって、どうしてもFIREされたいのであれば、5年分の生活費(2,000万円)を現金・預金で確保し、投資とは別勘定とする。
あと8,000万円を数年に分けて、世界経済に連動するインデックス型の投資信託を手数料の安いネット証券で購入し、複利運用を図る。
基本的に、投資信託の果実内で生活し、元本を減らさない。足りない分は、別勘定の現預金から補填するという方法でしょうか。
歴史を振り返り、世界的に見れば、大恐慌やリーマンショック級の出来事があっても、5年分の現預金で持ちこたえられるのではと思います。
しかし、あくまで投資にかかることに絶対はありません。やはり、いくらかのリスクがあることを前提にお考えください。
追伸。
会社勤めで辛いことも多く、FIREに憧れることも十分理解できます。しかし、いざ退職すれば、例え、経済的に不安が無くとも、何か物足りなさがあるようです。
FIREをされるのであれば、経済的な面以外(社会的なつながり)のことも十分考えられて、判断されれば良いと思います。
以上、参考にされてください。
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