FPの回答へコメント
FPの回答
-
森本 直人((株)森本FP事務所)
東京都2021.01.12
駐在員A様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、確かに海外赴任中ですと、
投資活動が難しい面はあるかと思います。
株式の含み益が、現時点で2500万円ほどとのことですが、
いきなり全部を売却するのではなく、
一部売却を検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、一時帰国の際などに売却の手続きができるのではないかと思います。
ただし、今はコロナで行き来が難しいので、
個別の状況に応じ、お取引されている証券会社に相談する必要がありそうです。
ちなみに、一部売却にとどめておく考え方は、
結果として後悔しにくい選択にするためと、資産インフレに対応する意味があります。
今後4年間で、円や米ドルなど、主要通貨の信用が下落し、
急速に資産インフレが進行するリスクも絶対にないとはいいきれません。
(もちろん、株価の暴落等のシナリオもありえます)
なお、海外赴任中ですと、
一般的には税務上の「非居住者」の扱いとなり、
原則的には、赴任国で納税する義務があり、ややこしいです。
赴任国と日本との租税条約も関係するようなので、
売却の場合は、税務の専門家に相談する必要が出てくるかもしれません。
日本のマンションについては、売却すれば、より現金の比率が高くなり、
インフレに対応できなくなるので、そこをどう考えるかです。
「インフレが怖いので多額の現金を持ちたくない」
とのお考えは、個人的には共感できます。
最終的には、ライフプランや資産全体のバランスを考慮しながら
判断してみてはいかがでしょうか。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、確かに海外赴任中ですと、
投資活動が難しい面はあるかと思います。
株式の含み益が、現時点で2500万円ほどとのことですが、
いきなり全部を売却するのではなく、
一部売却を検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、一時帰国の際などに売却の手続きができるのではないかと思います。
ただし、今はコロナで行き来が難しいので、
個別の状況に応じ、お取引されている証券会社に相談する必要がありそうです。
ちなみに、一部売却にとどめておく考え方は、
結果として後悔しにくい選択にするためと、資産インフレに対応する意味があります。
今後4年間で、円や米ドルなど、主要通貨の信用が下落し、
急速に資産インフレが進行するリスクも絶対にないとはいいきれません。
(もちろん、株価の暴落等のシナリオもありえます)
なお、海外赴任中ですと、
一般的には税務上の「非居住者」の扱いとなり、
原則的には、赴任国で納税する義務があり、ややこしいです。
赴任国と日本との租税条約も関係するようなので、
売却の場合は、税務の専門家に相談する必要が出てくるかもしれません。
日本のマンションについては、売却すれば、より現金の比率が高くなり、
インフレに対応できなくなるので、そこをどう考えるかです。
「インフレが怖いので多額の現金を持ちたくない」
とのお考えは、個人的には共感できます。
最終的には、ライフプランや資産全体のバランスを考慮しながら
判断してみてはいかがでしょうか。
2021.01.18
+ 全文を見る
返答を書く
回答の内容に質問者から返答を書く事ができます。
お礼や、追加の質問を書きましょう。
ありがとうございました。
株については一部を売却するという考えはありませんでしたので、参考になりました
マンションは、仲介業者にも相談してみて、もう少し検討してみます