FPの回答へコメント
FPの回答
-
木村太治(リベルタ経営相続研究所)
滋賀県2021.01.05
あけましておめでとうございます。
滋賀県近江八幡市のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
どうぞよろしくお願いします。
さて、お尋ねのロールオーバーの件ですが、
1.本年のNISA枠にロールオーバーを行えるのは、5年を経過したもの、すなわち2017年に買われたものとなります。
この場合、値上がり等で120万円を超えていても、全額ロールオーバーできます。つまり、この分については、後5年間非課税の優遇を受けることができます。
また、120万円以上のロールオーバーの場合、本年の枠が全て消費されたこととなるので、本年のNISA口座での新たな投資はできません。
2.NISA口座は、120万円の枠が5年間という設計なので、ある年の使用できる枠の累積合計は最大600万円となります。(当初120万円以内で投資され、値上がり等で120万円を超えたものをロールオーパーしている年がある場合は、現実的には600万円をこえることもあります。)
なお、現在のところ、NISAは2023年(2023年購入、以後最長5年間保有)までの制度です。2024年からの取扱いについては、積立方式も取り入れる2階建ての制度が、昨年12月に公表された「令和2年度の税制改正大綱」に盛り込まれております。このように、2024年からは、制度変更の可能性が高いので、今後の議論にご注意ください。
以上、参考にされてください。
滋賀県近江八幡市のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
どうぞよろしくお願いします。
さて、お尋ねのロールオーバーの件ですが、
1.本年のNISA枠にロールオーバーを行えるのは、5年を経過したもの、すなわち2017年に買われたものとなります。
この場合、値上がり等で120万円を超えていても、全額ロールオーバーできます。つまり、この分については、後5年間非課税の優遇を受けることができます。
また、120万円以上のロールオーバーの場合、本年の枠が全て消費されたこととなるので、本年のNISA口座での新たな投資はできません。
2.NISA口座は、120万円の枠が5年間という設計なので、ある年の使用できる枠の累積合計は最大600万円となります。(当初120万円以内で投資され、値上がり等で120万円を超えたものをロールオーパーしている年がある場合は、現実的には600万円をこえることもあります。)
なお、現在のところ、NISAは2023年(2023年購入、以後最長5年間保有)までの制度です。2024年からの取扱いについては、積立方式も取り入れる2階建ての制度が、昨年12月に公表された「令和2年度の税制改正大綱」に盛り込まれております。このように、2024年からは、制度変更の可能性が高いので、今後の議論にご注意ください。
以上、参考にされてください。
2021.01.05
大変参考になりました。
新NISAについては注視していきたいと思います。
詳細にご回答いただきありがとうございます。
新NISAについては注視していきたいと思います。
詳細にご回答いただきありがとうございます。
2021.01.06
+ 全文を見る
返答を書く
回答の内容に質問者から返答を書く事ができます。
お礼や、追加の質問を書きましょう。
2017年のNISA枠のロールオーバーは、本年(2021年)のNISA枠ではなく、2022年のNISA枠です。
お詫びの上、訂正いたします。