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FPの回答
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岡田晃明(クオリティライフデザイン研究所)
東京都2020.12.14
クオリティライフデザイン研究所の岡田です。
ご相談の件につきご回答いたします。
将来の公的年金確保のため、国民年金保険料は追納した方がよろしいと思いますので懸命なご判断だと思います。
ご存じかとは思いますが、国民年金保険料の追納は猶予を受けた期間から3年経つと経過期間に応じて加算額が上乗せされますので、できるだけ早く納付した方がよいことになります。10年経つと追納ができなくなりますのでその点もご留意ください。
個人型確定拠出(iDeCo)に加入することも老後資金の準備としてはよいことだと思いますし、早く始めた方がメリットは大きくなります。
従ってお考えの方向は正しいと思います。
問題は、いつ、何に、どのくらい払うかということですね。
これについて一般論はなく、生活費との相談になります。
国民年金保険料は年間では20万円近くになるので、お考えのように一度に支払うのは無理があります。
収入の中から分割して納付していくことになると思います。
損得を考える余地はあまりなさそうですね。
個人型確定拠出年金(iDeCo)の掛金は月5,000円以上1,000円単位で設定できます(上限あり)。
5,000円が無理でなさそうならば、早く始めた方が良いと思います。基本的に60歳にならないと引き出せないので、無理なく継続して拠出できる掛金額を設定することが重要です。iDeCoの基本は、長期分散投資(少しずつ長く行うこと)です。
途中で制度を抜けることはできませんが、途中で掛金を止めることはできますので、あまり心配しなくてもよいでしょう。
お勤めの企業によっては企業型確定拠出年金を実施しているところもあります。
個人型は手数料は自己負担ですが、企業型では企業が負担してくれます。また投資教育なども行っています。ただし、企業型は企業が掛金を決めるので、思ったように積み上がらない場合もあるのでよく比較検討しましょう。
なお、2022年9月までは企業型確定拠出年金の加入者になると個人型確定拠出年金には加入できない可能性がありますのでご注意ください。
まずは5年くらい先まで、生活収支を見通してみることをお勧めします。
併せて生活費の見直しをする機会ととらえられてはいかがでしょか。
ご相談の件につきご回答いたします。
将来の公的年金確保のため、国民年金保険料は追納した方がよろしいと思いますので懸命なご判断だと思います。
ご存じかとは思いますが、国民年金保険料の追納は猶予を受けた期間から3年経つと経過期間に応じて加算額が上乗せされますので、できるだけ早く納付した方がよいことになります。10年経つと追納ができなくなりますのでその点もご留意ください。
個人型確定拠出(iDeCo)に加入することも老後資金の準備としてはよいことだと思いますし、早く始めた方がメリットは大きくなります。
従ってお考えの方向は正しいと思います。
問題は、いつ、何に、どのくらい払うかということですね。
これについて一般論はなく、生活費との相談になります。
国民年金保険料は年間では20万円近くになるので、お考えのように一度に支払うのは無理があります。
収入の中から分割して納付していくことになると思います。
損得を考える余地はあまりなさそうですね。
個人型確定拠出年金(iDeCo)の掛金は月5,000円以上1,000円単位で設定できます(上限あり)。
5,000円が無理でなさそうならば、早く始めた方が良いと思います。基本的に60歳にならないと引き出せないので、無理なく継続して拠出できる掛金額を設定することが重要です。iDeCoの基本は、長期分散投資(少しずつ長く行うこと)です。
途中で制度を抜けることはできませんが、途中で掛金を止めることはできますので、あまり心配しなくてもよいでしょう。
お勤めの企業によっては企業型確定拠出年金を実施しているところもあります。
個人型は手数料は自己負担ですが、企業型では企業が負担してくれます。また投資教育なども行っています。ただし、企業型は企業が掛金を決めるので、思ったように積み上がらない場合もあるのでよく比較検討しましょう。
なお、2022年9月までは企業型確定拠出年金の加入者になると個人型確定拠出年金には加入できない可能性がありますのでご注意ください。
まずは5年くらい先まで、生活収支を見通してみることをお勧めします。
併せて生活費の見直しをする機会ととらえられてはいかがでしょか。
2020.12.14
ご返信いただきありがとうございます。
現在は企業型と個人型に加入できるのは、企業型の規約で「個人型の加入も認めている場合のみです。
企業型のほとんどが同時加入を認めていないのですが、御社の制度を確認してみてください。
また、企業によっては「マッチング拠出」と言って、企業の掛金を超えない範囲で個人でも掛金を出すことができるようにしているところもあります。
マッチング拠出をやっているところは、個人型の同時加入はまず認めていないので、こちらを先に調べた方が良いと思います。
マッチング拠出のメリットは、前の説明にも書きましたように事務的な手数料を会社が持ってくれるところです。デメリットは、運用商品が会社の取り入れているものに限られるので不満のある方もいることです。
初心者であって運用商品のことまで調べるのが面倒ということであれば、個人型に入るよりマッチング拠出を利用した方が良いと思います。
掛金の限度額なども会社が管理するので個人的な手間もかかりません。
企業型があるのであれば、今のところ確定拠出年金は企業型のみで十分ではないでしょうか。ただし、掛金は少なくいと思いますので、マッチング拠出制度があるならばマッチングを検討されてはいかがでしょうか。
現在は企業型と個人型に加入できるのは、企業型の規約で「個人型の加入も認めている場合のみです。
企業型のほとんどが同時加入を認めていないのですが、御社の制度を確認してみてください。
また、企業によっては「マッチング拠出」と言って、企業の掛金を超えない範囲で個人でも掛金を出すことができるようにしているところもあります。
マッチング拠出をやっているところは、個人型の同時加入はまず認めていないので、こちらを先に調べた方が良いと思います。
マッチング拠出のメリットは、前の説明にも書きましたように事務的な手数料を会社が持ってくれるところです。デメリットは、運用商品が会社の取り入れているものに限られるので不満のある方もいることです。
初心者であって運用商品のことまで調べるのが面倒ということであれば、個人型に入るよりマッチング拠出を利用した方が良いと思います。
掛金の限度額なども会社が管理するので個人的な手間もかかりません。
企業型があるのであれば、今のところ確定拠出年金は企業型のみで十分ではないでしょうか。ただし、掛金は少なくいと思いますので、マッチング拠出制度があるならばマッチングを検討されてはいかがでしょうか。
2020.12.14
追加の質問についてもご回答ありがとうございます。
なるほど、基本的には認められていないのですね。
詳細に書いてくださり助かりました。
マッチング拠出についてや、一度加入している企業型拠出年金についても調べてみようと思います。
なるほど、基本的には認められていないのですね。
詳細に書いてくださり助かりました。
マッチング拠出についてや、一度加入している企業型拠出年金についても調べてみようと思います。
2020.12.14
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お礼や、追加の質問を書きましょう。
老後資金が多いに越したことはないと思うので、イデコについても生活費との兼ね合いをしつつ始めてみたいと思います。
追加で質問させていただきたいです。
10月から企業型拠出年金に加入しており、個人型には入れないかもしれない、というのはイデコのホームページで拝見していました。
可能性がある、とのことですが、自分が加入できるかどうかはどのように決まるのでしょうか?