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FPの回答

  • 嶋田哲裕(株式会社 L&F)

    埼玉県

    2020.12.14

この春から会社員になられたのですね。おめでとうございます。
コロナ下で、大変なスタートですが、これからのご活躍をお祈りいたしております。

さて、未納分の年金の追納をお考えということですね。
既に、森先生がご回答なさってますように、国民年金の追納は期限があります。
逆に言えば、10年かけて、これから追納をすることは可能ということです。
確かに、上乗せはありますが、奨学金のご返還もなさっているとの事ですので、
なお様の家計に無理のない形での、追納がよろしいかと思います。
緊急的な資金も、手元に必要ですので、無理なさらず計画を立ててみてください。

これから、会社員として、お給料も少しずつ上がっていく事でしょうから、
それに応じて、追納を早めるなどは考えていかれればよろしいかと思います。

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、使えるのは60歳以降になりますので、これからの、なお様のライフイベントとの兼ね合いもありますが、あまりに
急いで多額を積立に回す方がいいかは、よく検討する余地があるような
気が致します。

優先順位としましては、
1,奨学金返還
2,国民年金追納
3,個人型確定拠出年金
で、手元には、家賃含め毎月の生活費の3~6ヶ月分くらいは預金を確保
することをお勧め致します。



ご回答ありがとうございます。
手元に残すお金は半年分を目安にしたいと思います。

ひとつ追加で質問させていただきたいです。
借りている奨学金が利子がかからないものなので、その場合は先に年金を追納した方がよいでしょうか?

2020.12.14


奨学金ですが、無利子ということですが、返還スケジュールが決まっているかと思いますので、それは遅延なさらない事が重要です。
返済遅延で、信用保証期間に記録が残ると、この先、住宅ローンを借りる時などに支障が出る事があります。

ご質問の内容が、奨学金の返還スケジュール以上に早期に返す場合の事で、
奨学金か、追納かという事であれば、追納を優先しても構わないと思います。
いずれにしても、奨学金の返還、追納は、家計のご負担がないように計画なされて下さい。

2020.12.14


追加の質問についてもご回答ありがとうございます。

そうですね。1番は返済計画をきちんと立てて遅延しない事だと改めて認識しました。
これから返済スケジュールを立てて計画的に進めたいと思います。

2020.12.14


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