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FPの回答

  • 綿﨑洋文(アセットアプレイザル)

    滋賀県

    2020.07.21

はじめまして。
主にオンラインで相談を受けております、ファイナンシャルプランナーの綿﨑と申します。

他の先生が既に回答されてらっしゃいますが、参考になれば幸いです。

1.異動情報ー延滞解消のステータスについて
 延滞解消は、過去に3カ月以上の延滞が発生しその延滞が解消されたもの(入金を行った、完済した等)につき、情報とし
て掲載されます。そしてこの情報の掲載期間は「おおむね5年」です。従いまして、延滞解消日より5年程度、通常入金をさ
れてカード利用を継続されている限り、約5年前後で消えます。

2.カードの解約と異動情報について
 仮に該当のクレジットカードを解約されても、ただちに異動情報が消えることはありません。言い換えれば、上記1の通
り、その後延滞がなければ、異動情報ー延滞解消は、延滞解消日より「おおむね5年」で消えます。従って、メインカード
を早急に解約される必要はございません。

3.住宅ローンとの関係について
 住宅ローンの審査は、税込み年収に対して年間返済比率が30%~35%以内であること。勤続年数が3年以上あること、等、およその目安はありますが金融機関によってさまざまです。ただし、信用情報に延滞解消の異動情報が確認できる
場合には、ほとんどの金融機関で審査が承認されないと考えられます。(住宅ローンにかかわらず、各種クレジットカード
やオートローン等も基本的には承認されません。貸金業者は例外的に少額であれば承認していますが。。。)
可能性としましては、比較的寛容的な金融機関に対して、仮審査の申込をして、保有資産の状況・税込年収の継続性・保証
能力のある連帯保証人の付与等の裏付け資料を追加提示して融資を相談されてみてはいかがでしょうか?

過去に、保証会社が否決と判断した住宅ローンについて、該当の銀行にまとまった預金があり、有価証券の疎明資料を提示
して、年収1,000万の申込人が3,500万円の借入承認を受けた事案がありました。

ご参考までに。
保証人
ご回答ありがとうございます。
他の先生方の回答で少し安心しておりましたが、状況が違うようで混乱しています。

今回質問させていただきました背景なのですが、まず異動情報は既に消えています。但し、補足情報欄に「解消」(と延滞解消日の日付)の表記があり、結果的にはこの情報を見れば過去に異動状態であったことは明白であると思います。従い、異動情報は消えていても、結局、異動状態にあるのと評価基準は変わらないのではないか?ということに懸念を抱いています。

2のご回答を見る限り、上記のステータスから、まずは異動情報が消えていますが、そのうちに「解消」の表記も消えてくれる、とも読み取れますがいかがでしょうか?

色々と検索してみたのですが、異動情報=なし、補足情報=記載あり、という状態に関する情報が少なく困っている次第です。

2020.07.21


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