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FPの回答
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横谷聡(独立系非販売FP事務所トータルサポート)
東京都2020.07.17
こんにちはFP事務所トータルサポートの横谷と申します。
そもそもつみたてニーサ自体が長期に保有資産の拡大が期待出来る金融庁厳選の約160本弱のファンドで成り立っています。
投資金額に制限があるもののニーサですから、いつでも売却もタイミングで可能な設計です。
高配当ファンドは資産拡大よりも配当重視ですから一般口座での取引でしょう。
双方、性格が違いますから、売却か移管となります。このケースは売却して一般口座で高配当ファンドを買うことになります。
売却益が出ればニーサですから、非課税で次のファンドの購入原資になると思いますよ。
一般口座には税制優遇はありませんから、配当には20.315%の所得税、住民税、復興特別所得税が掛かります。
万一、損失が発生した場合、3年間の損失繰越しが株式同様にできますが、所得との相殺はされません。
初めての一般口座なら、どちらの口座でも同じかと思われます。
最後に高配当株はダウの負け犬と言って配当手は、別に株式価格自体が下落続ける銘柄もある事は覚えておいてください。
配当と価格下落の競争になりがちです。トータルリターンで考えましょう。
浅草下町FP
そもそもつみたてニーサ自体が長期に保有資産の拡大が期待出来る金融庁厳選の約160本弱のファンドで成り立っています。
投資金額に制限があるもののニーサですから、いつでも売却もタイミングで可能な設計です。
高配当ファンドは資産拡大よりも配当重視ですから一般口座での取引でしょう。
双方、性格が違いますから、売却か移管となります。このケースは売却して一般口座で高配当ファンドを買うことになります。
売却益が出ればニーサですから、非課税で次のファンドの購入原資になると思いますよ。
一般口座には税制優遇はありませんから、配当には20.315%の所得税、住民税、復興特別所得税が掛かります。
万一、損失が発生した場合、3年間の損失繰越しが株式同様にできますが、所得との相殺はされません。
初めての一般口座なら、どちらの口座でも同じかと思われます。
最後に高配当株はダウの負け犬と言って配当手は、別に株式価格自体が下落続ける銘柄もある事は覚えておいてください。
配当と価格下落の競争になりがちです。トータルリターンで考えましょう。
浅草下町FP
2020.07.18
ご連絡ありがとうございます。
予算的に厳しく、売却して新たなファンドを買われるのかと思っておりました。文面より、ニーズ了解いたしました。
一般口座でなく、もちろん、NISAの枠で申請してファンドを購入されれば、年間120万円までの枠は5年間は非課税適用になりますから、お考えのプランで大丈夫だと思います。
またご存じの通り、NISAとつみたてNISAは選択制であることから、同一年に両方の適用を受けることはできません。したがって移管手続きのタイミングがありますが、NISAとつみたてNISAの変更の場合は、暦年単位となります。税制は暦年単位がほとんどであり、1年(1月1日から12月31日まで)を対象としていますから、お取引の金融機関に申請タイミングは早めにご確認ください。
金融機関によっては、9月末日とか年度切り替えが相当早い場合もあります。
今回のように、つみたてNISAに資産がある状態で一般NISAへ切り替えをする場合、つみたてNISAでの非課税は継続されます。つみたてNISAの場合で言えば、購入から20年間は非課税有効ということになります。ただし、積立はできません。
20年後には、つみたてNISAの保有ファンドにはロールオーバーの制度がないので、20年経つと課税口座への移管か、売却かのいずれかを選択することになるルールになっています。
よって、新規NISA口座を申請する手続きを早急に取り、年明けからの運用開始になる筈です。
予算的に厳しく、売却して新たなファンドを買われるのかと思っておりました。文面より、ニーズ了解いたしました。
一般口座でなく、もちろん、NISAの枠で申請してファンドを購入されれば、年間120万円までの枠は5年間は非課税適用になりますから、お考えのプランで大丈夫だと思います。
またご存じの通り、NISAとつみたてNISAは選択制であることから、同一年に両方の適用を受けることはできません。したがって移管手続きのタイミングがありますが、NISAとつみたてNISAの変更の場合は、暦年単位となります。税制は暦年単位がほとんどであり、1年(1月1日から12月31日まで)を対象としていますから、お取引の金融機関に申請タイミングは早めにご確認ください。
金融機関によっては、9月末日とか年度切り替えが相当早い場合もあります。
今回のように、つみたてNISAに資産がある状態で一般NISAへ切り替えをする場合、つみたてNISAでの非課税は継続されます。つみたてNISAの場合で言えば、購入から20年間は非課税有効ということになります。ただし、積立はできません。
20年後には、つみたてNISAの保有ファンドにはロールオーバーの制度がないので、20年経つと課税口座への移管か、売却かのいずれかを選択することになるルールになっています。
よって、新規NISA口座を申請する手続きを早急に取り、年明けからの運用開始になる筈です。
2020.07.18
追加で例を入れておきます。
2020年……つみたてNISAで買い付け(→2039年まで20年間非課税)
2021年から一般NISAに変更
2021年……つみたてNISA保有は買い付けはできないが2039年まで非課税
2021年……一般NISAに切り替え新規に購入(→2025年まで非課税。ロールオーバー可能)
つみたてNISAと一般NISAは、同年買い付けはできないが、双方の口座に資産を保有することは出来、問題はありません。
2020年……つみたてNISAで買い付け(→2039年まで20年間非課税)
2021年から一般NISAに変更
2021年……つみたてNISA保有は買い付けはできないが2039年まで非課税
2021年……一般NISAに切り替え新規に購入(→2025年まで非課税。ロールオーバー可能)
つみたてNISAと一般NISAは、同年買い付けはできないが、双方の口座に資産を保有することは出来、問題はありません。
2020.07.18
横谷様
早急にわかりやすい回答をいただき、ありがとうございました。
・一般NISAで、米国高配当株ETFの購入は可能。
・年間120万円までの枠は、5年間配当金が非課税適用になる。
・つみたてNISAの現保有商品(資産)は、一般NISAへ切り替えをしても、つみたてNISAでの非課税は継続される。
※つみたてNISAの場合、購入から20年間は非課税有効
・一般NISAに切り替え後は、積立はできない。
・非課税期間終了後(20年後)は、課税口座への移管か、売却かのいずれかを選択することになる。
※つみたてNISAの保有ファンドにはロールオーバーの制度がない。
とのことで、モヤモヤしていた疑問が、だいぶんすっきりしました。
移管手続きについて調べたところ、
「1月~9月:今年すでに一般NISA・つみたてNISA口座でお取引がある場合、お申込みいただけません。
10月~12月:今年の一般NISA・つみたてNISA口座の変更はできません。翌年分の区分変更申込みとなります。」
となっていました。
「申込み書類請求後はお客様から書類返送いただき手続き完了するまでの間NISA口座でのお取引に制限がかかります」
とのことなので、2021年分から一般NISAに変更できるよう、12月に変更手続きをしようと思います。
回答ありがとうございました。
早急にわかりやすい回答をいただき、ありがとうございました。
・一般NISAで、米国高配当株ETFの購入は可能。
・年間120万円までの枠は、5年間配当金が非課税適用になる。
・つみたてNISAの現保有商品(資産)は、一般NISAへ切り替えをしても、つみたてNISAでの非課税は継続される。
※つみたてNISAの場合、購入から20年間は非課税有効
・一般NISAに切り替え後は、積立はできない。
・非課税期間終了後(20年後)は、課税口座への移管か、売却かのいずれかを選択することになる。
※つみたてNISAの保有ファンドにはロールオーバーの制度がない。
とのことで、モヤモヤしていた疑問が、だいぶんすっきりしました。
移管手続きについて調べたところ、
「1月~9月:今年すでに一般NISA・つみたてNISA口座でお取引がある場合、お申込みいただけません。
10月~12月:今年の一般NISA・つみたてNISA口座の変更はできません。翌年分の区分変更申込みとなります。」
となっていました。
「申込み書類請求後はお客様から書類返送いただき手続き完了するまでの間NISA口座でのお取引に制限がかかります」
とのことなので、2021年分から一般NISAに変更できるよう、12月に変更手続きをしようと思います。
回答ありがとうございました。
2020.07.18
モヤモヤが取れて何よりでした。
資産形成には時間とタイミングが大事です。
運用の成否は、長期=時間や市場のうねり、分散=資産種類や購入タイミング、積立=ドルコストやウエイトづけなど、可能な限りの検討は無駄にはなりません。
資産形成の目的に向かい、目標額を決めてチャレンジ下さい。
マネーストレスフリーな生活になると良いですね。
紙面上ではございますが、応援しています。
下町FP横谷
資産形成には時間とタイミングが大事です。
運用の成否は、長期=時間や市場のうねり、分散=資産種類や購入タイミング、積立=ドルコストやウエイトづけなど、可能な限りの検討は無駄にはなりません。
資産形成の目的に向かい、目標額を決めてチャレンジ下さい。
マネーストレスフリーな生活になると良いですね。
紙面上ではございますが、応援しています。
下町FP横谷
2020.07.18
横谷様
温かいお言葉ありがとうございました。
今まで投資=怖いものと思っていましたが、預金だけではインフレリスクがあること、
投資には変動リスクがあるが、それを最小限に抑えるための方法が色々あることを最近知りました。
まだまだ勉強が必要ですが、マネーストレスフリーな生活を目指してがんばります。
アドバイスありがとうございました!
温かいお言葉ありがとうございました。
今まで投資=怖いものと思っていましたが、預金だけではインフレリスクがあること、
投資には変動リスクがあるが、それを最小限に抑えるための方法が色々あることを最近知りました。
まだまだ勉強が必要ですが、マネーストレスフリーな生活を目指してがんばります。
アドバイスありがとうございました!
2020.07.18
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回答ありがとうございました。
わからないことがあるので、再度質問させてください。
「一般口座には税制優遇はありませんから、配当には20.315%の所得税、住民税、復興特別所得税が掛かります。」
とのことでしたが、
この課税を避けたいので、一般NISAで米国高配当株ETFを購入したいと考えたのですが、できないのでしょうか?
「双方、性格が違いますから、売却か移管となります。このケースは売却して一般口座で高配当ファンドを買うことになります。」
つみたてNISAで購入している商品は、長期投資前提なので、売却せずにしばらく置いておきたいのですが、つみたてNISA→一般NISAに区分変更すると、変更前に保有している商品は売却しないといけないのですか?
まだ投資関連の知識が浅いので、横谷様の回答を理解しきれていなかったらすみません。