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FPの回答
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森本 直人((株)森本FP事務所)
東京都2020.06.29
tea-2006様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ジュニアNISA廃止後の取扱いですが、
個人ブログ等は、必ずしも説明が正確でない場合もありますので、
必ず金融庁HPなどの公的なサイトで、ご自身の理解が正しいか、
再確認しておくことをおすすめします。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/point/index.html
制度的には、やや複雑です。
その上で、どのくらい増えるかのシミュレーションは、
お書きいただいた、積立シミュレーション→
一時金を入力して複利計算の流れで合っていると思います。
目標リターンの年4%については、過大とは思いませんが、
当然ながら振れ幅(ばらつき)があります。
投資の開始時期などによって、
例えば、10年後に年6%の成果を出せる人もいれば、
年1%程度にとどまる人などもいます。
最悪、元本割れも想定しておかなければなりません。
あくまで平均的な成果に基づく目標値なので、
取らぬ狸の皮算用的にならないようご注意ください。
家計のリスク許容度(心理的なものも含む)として、
元本割れは絶対に困るというケースもあれば、
他にも余裕資金はあり、多少の変動は許容できるといったケースもあると思います。
ご家庭ごとの状況に応じた慎重な判断をおすすめします。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ジュニアNISA廃止後の取扱いですが、
個人ブログ等は、必ずしも説明が正確でない場合もありますので、
必ず金融庁HPなどの公的なサイトで、ご自身の理解が正しいか、
再確認しておくことをおすすめします。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/point/index.html
制度的には、やや複雑です。
その上で、どのくらい増えるかのシミュレーションは、
お書きいただいた、積立シミュレーション→
一時金を入力して複利計算の流れで合っていると思います。
目標リターンの年4%については、過大とは思いませんが、
当然ながら振れ幅(ばらつき)があります。
投資の開始時期などによって、
例えば、10年後に年6%の成果を出せる人もいれば、
年1%程度にとどまる人などもいます。
最悪、元本割れも想定しておかなければなりません。
あくまで平均的な成果に基づく目標値なので、
取らぬ狸の皮算用的にならないようご注意ください。
家計のリスク許容度(心理的なものも含む)として、
元本割れは絶対に困るというケースもあれば、
他にも余裕資金はあり、多少の変動は許容できるといったケースもあると思います。
ご家庭ごとの状況に応じた慎重な判断をおすすめします。
2020.06.30
tea-2006様
再質問、拝見しました。
2024年1月1日以後の「払出制限」の解除に関して、
金融庁HPに現段階で記載がないのは、
おそらく、法律としては成立したが、
具体的な運用ルールがまだ固まっていない
ということかと推測します。
ただ、仮に大学進学用の資金(18歳払出し)と位置づけるなら、
今わかっている情報だけでも、利用上の問題はないので、
まずは、その前提でプランを作ってみてはいかがでしょうか。
長期分散投資の複利効果は、後半に加速するイメージです。
高校までは、手持ちの現金を充てるという発想もあります。
その後、ジュニアNISAの有利な取り扱いが判明すれば、プランの柔軟性も増します。
参考意見です。
再質問、拝見しました。
2024年1月1日以後の「払出制限」の解除に関して、
金融庁HPに現段階で記載がないのは、
おそらく、法律としては成立したが、
具体的な運用ルールがまだ固まっていない
ということかと推測します。
ただ、仮に大学進学用の資金(18歳払出し)と位置づけるなら、
今わかっている情報だけでも、利用上の問題はないので、
まずは、その前提でプランを作ってみてはいかがでしょうか。
長期分散投資の複利効果は、後半に加速するイメージです。
高校までは、手持ちの現金を充てるという発想もあります。
その後、ジュニアNISAの有利な取り扱いが判明すれば、プランの柔軟性も増します。
参考意見です。
2020.07.01
森本様、回答ありがとうございました。
まだ具体的な運用ルールが決まっていないのですね。
廃止自体は決定していて、積立期間は2023年までなので、ジュニアNISAの口座を開設し、積立を始めたいと思います。
アドバイスいろいろとありがとうございました。
まだ具体的な運用ルールが決まっていないのですね。
廃止自体は決定していて、積立期間は2023年までなので、ジュニアNISAの口座を開設し、積立を始めたいと思います。
アドバイスいろいろとありがとうございました。
2020.07.05
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早速のご回答ありがとうございました。
計算方法に問題がないとわかりよかったです。
おっしゃる通り、投資信託の場合、利回りには幅があるので、リターンだけなくリスクも考えて決めようと思います。
・児童手当や貯金などで、目標金額の約6割を用意できる見込み
・現在、資産の約9割を現金(預金)で保有
・保険と投資は分けたい
という点から、つみたてNISAとジュニアNISAを使って資産を増やしたいと考えています。
ただ、おっしゃる通り、制度が複雑で苦戦しています。
教えていただいたページ(ジュニアNISAのポイント)で、ジュニアNISAの制度内容は確認できましたが、18歳までは払い出し不可と書かれていて、改正後の内容に更新されていませんでした。
国税庁のこちらの資料で、2024年以降非課税で払い出し可能であることは確認できました。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/joto-sanrin/r02aramashi.pdf
「「払出制限」について、令和6年1月1日以後は、源泉徴収が行われることなくジ
ュニアNISA口座(課税未成年者口座を含みます。)内の上場株式等や金銭その他の資産を払い出すことができ
ることとされました(措法37の14の2⑥⑧)。」
ただ、1点詳細がわからず気になっていることがあります。
払い出しは、全額(一括)のみでしょうか?分割でも可能でしょうか?
(分割で払い出した方が、リスク分散できてよいのではないかと考えています)
国の機関の資料では、該当するものが見つけられませんでしたが、こちらの税理士法人の資料に、”全額”という記載があったので気になっています。
「ジュニアNISAは2023年(令和5年)12月31日で終了することとし、その終了にあわせ、2024年(令和6年)1月1日以後は課税未成年者口座
及び未成年者口座内の上場株式等及び金銭の全額について源泉徴収を行われずに払い出すことができることとされる。」
※参考にした資料はこちらです↓
https://www.yamada-partners.gr.jp/wp-content/uploads/2019/12/1-1.pdf
ご存知でしたら、教えていただけますと幸いです。