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FPの回答
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舘野光広(FP事務所ブレイン・トータル・プランナー)
埼玉県2020.04.16
近藤 晶様
ご質問ありがとうございます。
埼玉県でFP事務所を経営しています舘野(CFP)と申します。。
契約されている保険は、かんぽ生命の別名ながいき君(現在は新ながいき君)ですね。
満期後に「お楽しみ付」ですので、郵便局の取り扱いという事もあり人気がある商品です。
私の義父も2口加入しておりました。
但し、この保険は毎月の掛け金が他の保険商品よりも高いため、途中で解約するケースも多いようです。
従って、近藤様のように掛金の見直しのご相談は多いケースですね。
1.払い済み
一般的に終身保険は「払い済み」対応は可能と思われますが、保険会社によっては取扱いが出来ないこともありますので、かんぽ生命に確認をして下さい。
<メリット>
①払い済み保険にすれば保障をある程度維持できます(死亡保険金額やお楽しみ金については確認)。しかも、解約返戻金はその後も増えていきますので、運用損失を抑えることができます。
<デメリット>
①今までより保険金額等が減額されます。
②特約は解消されるはずです。なぜならば、特約は掛け捨て扱いになりますので貯蓄性はありません。もし、特約と同様の保障を希望されるのであれば、他の保険に加入検討してください。
③一度払い済みにされると元には戻せません。
<その他>
①保険の運用タイプによっては、変更時点の解約返戻金が減額されるものがあります(かんぽ生命に要確認)。変更時点での解約返戻金を使って保険を組み替えますので、その時点での返戻金が
ベースとなるため影響が大きくなります。
2.減額
減額は今までの保険の一部を解約し、残りの保険分を新たに加入することとなります。
<メリット>
①毎月の支払いが減少します。
<デメリット>
①解約により解約返戻金が戻りますが、解約率(減少)しますので貯蓄額が減少します。
3.その他
他の先生が書かれていますが「契約者貸付制度」を利用する。
<メリット>
毎月の支払を貸付金で補填する。払い済み・減額とは違い予定貯蓄額を変えずに対応できる。
<デメリット>
借入金利子の負担が増える。あくまで負債ですから借入金と利子の返済は必要となります。
4.結論
①解約は絶対に避ける。
②他の加入している保険があれば、比較検討して月々の支払限度に見合うように調整(解約)する。
③あと5年保険も貯蓄と考えて継続する(解約による減少を避けるため)。
④早めに満期以降も継続できるように「払い済み」の対応をする。
⑤特約に変わる保障(医療保険)を検討し新加入する。
5.最後に
単身者ということを考えれば、疾病や収入保障を厚く手当しておくことが大切だと思います。
但し、過度な疾病保障は不要だと考えます。なぜならば、日本は国民皆保険制度が完備されていますし、高額療養費制度があります。もしものことを考えるのであれば、差額ベッド・食事・身の回り品購入・通院交通費などを補填するための医療保険に加入しておくべきでしょう。また、がん治療関連の先進医療は結構高額ですので、医療保険に特約を付けられるようにしておきましょう。
人生100年時代になりました。
ご自身のライフプランを設計され、夢の実現に向かって元気にお過ごしください。
ライフプランのご用命や、資産形成・資産運用に関するご質問をお待ちしております。
FP事務所 ブレイン・トータル・プランナー
代表 舘野光広
ご質問ありがとうございます。
埼玉県でFP事務所を経営しています舘野(CFP)と申します。。
契約されている保険は、かんぽ生命の別名ながいき君(現在は新ながいき君)ですね。
満期後に「お楽しみ付」ですので、郵便局の取り扱いという事もあり人気がある商品です。
私の義父も2口加入しておりました。
但し、この保険は毎月の掛け金が他の保険商品よりも高いため、途中で解約するケースも多いようです。
従って、近藤様のように掛金の見直しのご相談は多いケースですね。
1.払い済み
一般的に終身保険は「払い済み」対応は可能と思われますが、保険会社によっては取扱いが出来ないこともありますので、かんぽ生命に確認をして下さい。
<メリット>
①払い済み保険にすれば保障をある程度維持できます(死亡保険金額やお楽しみ金については確認)。しかも、解約返戻金はその後も増えていきますので、運用損失を抑えることができます。
<デメリット>
①今までより保険金額等が減額されます。
②特約は解消されるはずです。なぜならば、特約は掛け捨て扱いになりますので貯蓄性はありません。もし、特約と同様の保障を希望されるのであれば、他の保険に加入検討してください。
③一度払い済みにされると元には戻せません。
<その他>
①保険の運用タイプによっては、変更時点の解約返戻金が減額されるものがあります(かんぽ生命に要確認)。変更時点での解約返戻金を使って保険を組み替えますので、その時点での返戻金が
ベースとなるため影響が大きくなります。
2.減額
減額は今までの保険の一部を解約し、残りの保険分を新たに加入することとなります。
<メリット>
①毎月の支払いが減少します。
<デメリット>
①解約により解約返戻金が戻りますが、解約率(減少)しますので貯蓄額が減少します。
3.その他
他の先生が書かれていますが「契約者貸付制度」を利用する。
<メリット>
毎月の支払を貸付金で補填する。払い済み・減額とは違い予定貯蓄額を変えずに対応できる。
<デメリット>
借入金利子の負担が増える。あくまで負債ですから借入金と利子の返済は必要となります。
4.結論
①解約は絶対に避ける。
②他の加入している保険があれば、比較検討して月々の支払限度に見合うように調整(解約)する。
③あと5年保険も貯蓄と考えて継続する(解約による減少を避けるため)。
④早めに満期以降も継続できるように「払い済み」の対応をする。
⑤特約に変わる保障(医療保険)を検討し新加入する。
5.最後に
単身者ということを考えれば、疾病や収入保障を厚く手当しておくことが大切だと思います。
但し、過度な疾病保障は不要だと考えます。なぜならば、日本は国民皆保険制度が完備されていますし、高額療養費制度があります。もしものことを考えるのであれば、差額ベッド・食事・身の回り品購入・通院交通費などを補填するための医療保険に加入しておくべきでしょう。また、がん治療関連の先進医療は結構高額ですので、医療保険に特約を付けられるようにしておきましょう。
人生100年時代になりました。
ご自身のライフプランを設計され、夢の実現に向かって元気にお過ごしください。
ライフプランのご用命や、資産形成・資産運用に関するご質問をお待ちしております。
FP事務所 ブレイン・トータル・プランナー
代表 舘野光広
2020.04.24
近藤 晶様
春から初夏にかかる時期は何かと体調を崩しがちです。
病も気からとはいいますが、新型コロナの蔓延が疑われている今日、健康には充分ご自愛願います。
新たなご質問に関しましてお答え致します。
ご自身でお調べいただきました特約に関する件が継続可能とのことですが、払い済みによって終身保険の支払いは満期となりますが
疾病に関する保険は新規契約となりませんか?つまり、ゆうちょ生命では疾病に関する保険料は今後も発生するという事です。
近藤様は月額の負担を減らされることが目的ですので、目的は叶うことになりますのでその点に関してはクリアーされます。
但し、今後発生する疾病保険の金額とネット系等の疾病保険の金額は比較する必要はあります。
また、死亡保険につきましは、350万円でまずは事が足りるという考えは葬儀の備えとしては充分と考えます。
なぜなら、賃貸住宅ならばその部屋の整理と葬儀に関する費用としては、お寺の費用(戒名)にもよりますが不足はないと思います。
ご提示いただいて金額から判断して、今回の対応として払い込み済みのほうが良いという結論に至ります。
なぜならば、減額によって新規契約をするよりも、旧契約を払い込みするほうが当然に支出額は減少します(途中解約金の減少率から)
余計な事かもしれませんが、老後に向かっての資金計画を進めることは決して早くありません。
大切なことはいかに年金を多く支給されかに傾注すべきです。そのための資金計画のご相談もお受けしております。
毎日穏やかにお過ごしください。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナー
代表 舘野光広
春から初夏にかかる時期は何かと体調を崩しがちです。
病も気からとはいいますが、新型コロナの蔓延が疑われている今日、健康には充分ご自愛願います。
新たなご質問に関しましてお答え致します。
ご自身でお調べいただきました特約に関する件が継続可能とのことですが、払い済みによって終身保険の支払いは満期となりますが
疾病に関する保険は新規契約となりませんか?つまり、ゆうちょ生命では疾病に関する保険料は今後も発生するという事です。
近藤様は月額の負担を減らされることが目的ですので、目的は叶うことになりますのでその点に関してはクリアーされます。
但し、今後発生する疾病保険の金額とネット系等の疾病保険の金額は比較する必要はあります。
また、死亡保険につきましは、350万円でまずは事が足りるという考えは葬儀の備えとしては充分と考えます。
なぜなら、賃貸住宅ならばその部屋の整理と葬儀に関する費用としては、お寺の費用(戒名)にもよりますが不足はないと思います。
ご提示いただいて金額から判断して、今回の対応として払い込み済みのほうが良いという結論に至ります。
なぜならば、減額によって新規契約をするよりも、旧契約を払い込みするほうが当然に支出額は減少します(途中解約金の減少率から)
余計な事かもしれませんが、老後に向かっての資金計画を進めることは決して早くありません。
大切なことはいかに年金を多く支給されかに傾注すべきです。そのための資金計画のご相談もお受けしております。
毎日穏やかにお過ごしください。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナー
代表 舘野光広
2020.04.24
舘野さま。
ご返信くださり、誠にありがとうございます。
払い済み以降は、保険料の支払いはないとのことでしたので、
払い済みで考えようと思います。
今後は年金について調べてみます。
有益なアドバイスをくださり、ありがとうございました。
ご返信くださり、誠にありがとうございます。
払い済み以降は、保険料の支払いはないとのことでしたので、
払い済みで考えようと思います。
今後は年金について調べてみます。
有益なアドバイスをくださり、ありがとうございました。
2020.05.30
近藤 晶様
年金計画のご検討頑張ってください。
何か困ったことがございましたらお問い合わせください。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナー
代表 舘野光広
年金計画のご検討頑張ってください。
何か困ったことがございましたらお問い合わせください。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナー
代表 舘野光広
2020.05.30
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お礼や、追加の質問を書きましょう。
アドバイスをくださり、ありがとうございます。
しばらくの間、体調を崩していて書き込みが遅れてしまい、誠に申し訳
ありませんでした。
払い済み・減額した場合の金額をかんぽ生命に聞いてみました。
(私の加入している保険では、払い済みにしても特約が消滅しないと
説明されました。)
・払い済みにした場合
死亡保険金 約407万円
災害特約 約391万円
疾病傷害入院特約 約389万円 (入院日額 約5800円)
・減額した場合 (比較するために同じような金額にしてみました)
死亡保険金 410万円
災害特約 410万円
疾病傷害入院特約 410万円 (入院日額 6150円)
解約返戻金 約916000円
解約返戻金を残りの保険料に当ててもなお
33万円(一括支払い)〜 35万円(月々保険料を支払う場合) の不足
上記を比較しますと、払い済みのほうが減額より、かなり良いように
思えるのですが、間違いないでしょうか?
私が見落としているところがあれば、ご指摘いただけますと幸いです。
また、当座の生活費に当てるため、当初は、死亡保険金350万円への
減額を考えておりました。
死亡保険金 350万円
災害特約 350万円
疾病傷害入院特約 350万円 (入院日額 5250円)
解約返戻金 約1527000円
解約返戻金から残りの保険料を引いた額
約46万円(一括支払い)〜 約44万6千円(月々保険料を支払う場合)
保険に加入したのが平成12年、私は現在55歳で、払込が終わるのは
60歳です。
これ以外の保険には入っておりません。
・上記の「死亡保険金 350万円」の保険があれば、まずは事足りる
・可能なら、減額よりは払い済みのほうが良い
このように考えていいでしょうか?
ご返信いただけますと幸いに存じます。
宜しくお願い致します。