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FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2020.04.15

近藤様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

生命保険料の支払いを停止か減額したいとのこと。

確認ですが、「契約者貸付」の制度があるのはご存知でしょうか。

簡単に言うと、解約返戻金を担保にして、保険会社からお金を貸してもらえる制度です。

この制度を使えば、保険契約を解約せずに、保障もそのままで手元資金を増やすことができます。

また、現時点で、かんぽ生命は、
新型コロナの影響拡大に伴う特別取扱いを実施しているようです。

https://www.jp-life.japanpost.jp/information/press/2020/abt_prs_id001523.html

個別のご事情はわかりませんが、
もしも一時的に資金繰りが厳しくなっているようでしたら、
通常はありえないような有利な条件で制度を使えますので、
ご検討されてみてはいかがでしょうか。

払い済み・減額等は、その後、落ち着いてから考えることもできます。

取り急ぎ、ご回答です。

森本さま。
アドバイスをくださり、ありがとうございます。
しばらくの間、体調を崩していて書き込みが遅れてしまい、誠に申し訳ありません
でした。

貸付金は1年以内に返却しないと利子が付くそうですが、1年以内に私の状況が
良くなるようには思えないのです。

払い済みか減額を検討しようと思い、かんぽ生命に、払い済み・減額した場合の金額
を聞いてみましたところ、払い済みのほうが減額より、かなり良いように思えるの
ですが、間違いないでしょうか?
私が見落としているところがあれば、ご指摘いただけますと幸いです。
(私の加入している保険では、払い済みにしても特約が消滅しないと説明されました。)

また、当座の生活費に当てるため、当初は、死亡保険金350万円への
減額を考えておりました。

死亡保険金 350万円
災害特約 350万円
疾病傷害入院特約 350万円 (入院日額 5250円)
解約返戻金 約1527000円
解約返戻金から残りの保険料を引いた額
約46万円(一括支払い)〜 約44万6千円(月々保険料を支払う場合)

保険に加入したのが平成12年、私は現在55歳で、払込が終わるのは
60歳です。
これ以外の保険には入っておりませんが、上記の「死亡保険金 350万円」の保険が
あれば、まずは事足りると考えていいでしょうか?

ご返信いただけますと幸いに存じます。
宜しくお願い致します。

2020.04.24


近藤さま
体調を崩されていたとのことお大事にしてください。

払い済みと減額について、
払い済みは、その時点の解約返戻金をもとに保険を小さくすることで、
減額は、部分的な中途解約です。

中途解約の方が不利になることは、イメージしていただけるかと思います。

とはいえ、減額であれば、解約返戻金が手元に入ります。
当座の生活資金が足りない場合は、減額もありえる選択です。

「死亡保険金 350万円」で事足りるか
については、死亡保障だけでなく、貯蓄性も加味して判断すべきではないでしょうか。

記載の内容では、払込期間5年を残し、
死亡保険金500万円を350万円に減額して、
約152.7万円の解約返戻金を受取れるとのことなので、
それなりに貯蓄性の高い契約です。

平成12年の契約で、超低金利が進んだ今よりも予定利率が高かったためです。

いずれにしても、払い済みや減額の後に、契約を元に戻すことはできないので、慎重な判断をおすすめします。

2020.04.25


森本さま。
有益なアドバイスをくださり、ありがとうございました。

2020.05.30


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