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FPの回答

  • 梶田けい子(梶田ファイナンシャルプランニング事務所)

    愛知県

    2020.02.05

JA共済に限らず、保険会社の保険もそうですが、一般的に言われている個人年金は、主に国内の債券で運用しています。国内の債券とは、一般の方でも解りいやすい債券は、国債とか地方債とか社債ですね。
その中でも主に個人年金の運用先となっているのは国債です。
あいさんさんは、銀行預金の金利高いと思いますか?思いませんよね。
銀行預金の金利の指標になるのが、この国債の利回りです。
要するに個人年金は利回りの低い国債で運用することになります。
今はデフレですので、利回りの低くても何とかなるでしょう。
しかし、今後インフレになった場合、個人年金は目減りを起こします。
要するに、個人年金を受け取っても、物価の方が高いために物価に追いついて来ないということです。
そして、今はデフレですのでと書きましたが、消費税が2%分増税されましたよね。
これは2%インフレになったのと同じ影響を家計に今後与えていきます。
そしてIMFが可なり前から日本政府に対して、消費税を15%まで上げるように要請しています。
ですので個人年金はお奨めしません。

それから一般の生命保険料控除と書いてありますが、医療保険か何かですか?
予想するにあいさんさんは、国民健康保険に加入してみえるのではありませんか?
そして、入院した時の支払いが心配で医療保険に加入しているか、加入を検討しているのでは?
もし間違っていたらごめんなさい。

もしそうであれば、医療保険に入る必要はありません。
国民健康保険にも、「限度額適用認定証」という制度があり、入院費が高額で医療費が支払えない場合、病院からの請求がある前に病院の窓口に届けておくと、請求される金額は自己負担分だけになりますから、しかも病院の事故負担分は、患者さんの所得に応じた請求金額になります。
日本は、国民皆健康保険制度の国です。
限度額認定書についてURLを貼り付けておきますね。
https://www.kokuho.or.jp/summary/national_health_insurance.html
国民健康保険で受けられる制度が色々と載っていますので確認されると良いですよ。




回答ありがとうございます。
個人年金はあまりお勧めではないのですね。
他に運用でお勧めのものはありますでしょうか?
国民健康保険に加入していますが
医療保険の加入は検討していません。

2020.02.05


>他に運用でお勧めのものはありますでしょうか?

あいさんさん、ごめんなさい。
あいさんさんがどこまでリスクを取れるかが判らない限り、紹介することはできません。そしてあいさんさんのリスク許容度がこちらで判ったとしても、こうした場所では回答することはできません。
こうした場所は、誰でも閲覧できる場所ですよね。

運用には、以下のリスクがあります。
・デフォルトリスク
・為替リスク
・流動性リスク
・金利リスク
・市場リスク(いわゆるインフレリスク、デフレリスク)と言ったリスクです。
・カントリーリスク
・地政学的リスク

運用商品には様々な商品がありますが、その商品に与える影響は1つ1つ異なります。

例えば多くの方が安心と思っている個人年金でも、デフォルトリスク・流動性リスク・金利リスク・インフレリスク・カントリーリスク・・地政学的リスクとこれだけのリスクを持っています。
あいさんさんは、これらのリスクがどのようなリスクか解りますか?
このような事を教えてもらったことありますか?

誤解のないように申し上げますが、決してあいさんさんをバカにしているのではありませんよ。中には誤解してバカにしていると思われる方もみえますのでお断りしておきますね。

あいさんさんも、かんぽ生命問題を何かでご存じと思います。
今、かんぽ生命で問題視されている問題は、今回のかんぽ生命が初めてではないのですよ。国内生保外交員が散々してきたことです。生保外交員から十分なリスク説明もされず、保険で全財産を失くされた方々が沢山お見えになりました。どこの国内生保に問い合わせても納得のいく答えを得られない。担当者は逃げてしました。と証券会社に、「どうして自分の保険がこうなってしまったのか?を教えて欲しい。」と言われる生保のお客さんからの問い合わせが毎日のようにありました。

こうした方々を沢山知っていますから、>他に運用商品でお勧めのものは?と尋ねられても回答できないのですね。
あいさんさんが、各リスクの内容が解るようになってからですね。
実は、金融機関にお勤め経験のある方でも解っていない人もいます。
ましてやあいさんさんは一般の方です。運用を考える場合は、商品の前に各リスクに対して知識を持たれることが先決です。

そうすれば、今問題になってかんぽ生命の問題も、国内生保外交員がしてきた勧誘問題も、各リスクに対する知識がお客さんにあったなら、こうした問題になるような勧誘には引っかかったりすることを回避することはできます。

2020.02.06


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