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FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2018.08.28

ちよ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

以下、ご質問に回答します。
・私の名前で契約しているものも、解約や満期を迎えれば相続税か贈与税がかかりますでしょうか?

契約者:孫、保険料支払:祖母の契約は、名義保険といって注意が必要なものです。

例えば、祖母の銀行口座から直接保険会社に支払われているのであれば、
名義上は孫が契約者でも、実質的に祖母の契約とみなされる可能性があります。

この場合、解約や満期を迎えた時は、税務署からその旨の指摘を受けることがあります。

なお個別具体的な今後の対応は、税理士と連携のあるFPに個別にご相談された方がよいと思います。
ここには詳しく書きませんが、対策のコツがあります。

・祖母の名前で契約しているものは、祖母が亡くなってしまった際には、相続税2割を差し引き相続するのでしょうか?

これは、相続税の課税対象です。
ただし、相続税の基礎控除などがあり、相続税は掛からないこともあります。

相続税が掛かる場合も、税率は相続財産に応じて段階的になります。
なお代襲相続人ではない孫の場合、相続税の計算過程で2割加算されるという話はあります。

・最近入籍したので生前贈与を検討してくれているようですが、安易に保険を解約して生前贈与に切り替えた方がいいのかよくわかりません。

税務の話が絡むので、確かに安易に動かさない方がよいかもしれません。

もし、ちよさんが信頼されているのであれば、生前贈与だけでなく、
将来的に資産管理を任せてもらう成年後見制度や家族信託などのスキームもあるので、
あわせて検討してみてはいかがでしょうか。

相続関係は、断片的な知識で対処するのが難しい分野なので、
慎重にご対応いただくことをおすすめします。
ご回答頂きありがとうございます!
安易に契約を変えると他の問題が出てきてしまうのですね。。。
祖母も分からなくなってしまっているようなので、どういった形が一番祖母の意向に沿うか、専門家に相談しようと思います。
本当にありがとうございます。

2018.08.29


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