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FPの回答
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森本 直人((株)森本FP事務所)
東京都2018.07.04
佐藤 伸様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
為替は、政治情勢でも動きますが、投機マネーや通貨の供給量、
金利やインフレ率など、本当にさまざまな要因で変動します。
もしも、来年のある時点の為替レートを的中させられるとしたら、
例えば、外国為替証拠金取引(FX)を使って、短期間で大儲けができます。
老後の家計も安泰ですが、現実には、未来が見える水晶玉でもない限り、
短期的に予想を的中させるのは困難とご理解ください。
ちなみに、FPは、相場の予想屋さんではなく、お金の計画をサポートする専門家です。
個人的には、「賭け事にしない資産運用」をおすすめしています。
「賭け事にしない資産運用」とは、短期ではなく、長期の視点で計画する資産運用です。
少し具体的に言うと、例えば、外国株を含め、優良企業(上場企業)の株式に
分散投資をして、長期で保有し続ける方法です。
なぜ長期が良いかというと、世界中にある優良企業は、全体として、
利益を生み出し続けていますので、短期的な価格変動はあったとしても、
利益の積み上がりで10年後や20年後には、価格が上昇している確率が高いためです。
また、リスクを抑える意味では、なるべく複数の株式への分散投資がおすすめです。
統計・確率の理論を使えば、賭け事の要素はずいぶん下がります。
まずは、直近5年くらいで使いたいお金、その先に使いたいお金という感じで、
資金計画を立てることから始めてみてはいかがでしょうか。
もしFPにご相談される場合は、ミスマッチが起こらないよう、
事前にアドバイスの方針やコンサルティングの進め方、そのFPの収入源など、
ホームページやメール等で十分に確認したうえで申し込まれた方がよいと思います。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
為替は、政治情勢でも動きますが、投機マネーや通貨の供給量、
金利やインフレ率など、本当にさまざまな要因で変動します。
もしも、来年のある時点の為替レートを的中させられるとしたら、
例えば、外国為替証拠金取引(FX)を使って、短期間で大儲けができます。
老後の家計も安泰ですが、現実には、未来が見える水晶玉でもない限り、
短期的に予想を的中させるのは困難とご理解ください。
ちなみに、FPは、相場の予想屋さんではなく、お金の計画をサポートする専門家です。
個人的には、「賭け事にしない資産運用」をおすすめしています。
「賭け事にしない資産運用」とは、短期ではなく、長期の視点で計画する資産運用です。
少し具体的に言うと、例えば、外国株を含め、優良企業(上場企業)の株式に
分散投資をして、長期で保有し続ける方法です。
なぜ長期が良いかというと、世界中にある優良企業は、全体として、
利益を生み出し続けていますので、短期的な価格変動はあったとしても、
利益の積み上がりで10年後や20年後には、価格が上昇している確率が高いためです。
また、リスクを抑える意味では、なるべく複数の株式への分散投資がおすすめです。
統計・確率の理論を使えば、賭け事の要素はずいぶん下がります。
まずは、直近5年くらいで使いたいお金、その先に使いたいお金という感じで、
資金計画を立てることから始めてみてはいかがでしょうか。
もしFPにご相談される場合は、ミスマッチが起こらないよう、
事前にアドバイスの方針やコンサルティングの進め方、そのFPの収入源など、
ホームページやメール等で十分に確認したうえで申し込まれた方がよいと思います。
2018.07.05
コメントをありがとうございます。保有の外国株は、元勤務先のご関係なのですね。
英国のEU離脱で欧州の経済活動の停滞や混乱が確実視されるようになれば、
確かに、ユーロや英ポンドの下落リスクはあるので、自発的な投資でなければ、
今のうちに円に交換しておくのも一つの判断です。
ただし、欧州で問題を解決または先送りにするような合意が行われるなどして、
シナリオ通りにならないことも往々にしてあるので、その意味ではどうなるか誰にもわからないといえます。
なお回答に書いた趣旨は、計画の中で金融商品を活用した方がよいということです。
日本では、当たり外れの大きい短期的な取引をするか、まったく投資に興味がないかの
どちらかの方が多いですが、計画の中で長期分散投資に取り組まれた方は、
例えば、この10年間では、ほぼ全員が成果を挙げています。
元本を棄損できない生活資金の運用であれば特に、統計学的に成功確率の高い方法を軸に
取り組んだ方がよいのではないか、というのがFPとしての個人的意見です。
(予想による取引を組み合わせるとしても、それがメインになってしまわない方がよいという意味です)
英国のEU離脱で欧州の経済活動の停滞や混乱が確実視されるようになれば、
確かに、ユーロや英ポンドの下落リスクはあるので、自発的な投資でなければ、
今のうちに円に交換しておくのも一つの判断です。
ただし、欧州で問題を解決または先送りにするような合意が行われるなどして、
シナリオ通りにならないことも往々にしてあるので、その意味ではどうなるか誰にもわからないといえます。
なお回答に書いた趣旨は、計画の中で金融商品を活用した方がよいということです。
日本では、当たり外れの大きい短期的な取引をするか、まったく投資に興味がないかの
どちらかの方が多いですが、計画の中で長期分散投資に取り組まれた方は、
例えば、この10年間では、ほぼ全員が成果を挙げています。
元本を棄損できない生活資金の運用であれば特に、統計学的に成功確率の高い方法を軸に
取り組んだ方がよいのではないか、というのがFPとしての個人的意見です。
(予想による取引を組み合わせるとしても、それがメインになってしまわない方がよいという意味です)
2018.07.05
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どちらにせよ今のうちに売っておいて、その資金で分散投資して運用した方がいいということですね。