FPの回答へコメント

FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2018.05.07

りん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

細かく検算しきれていませんが、①と②の差額は、特に違和感のない数字です。

というのも、月5万円を仮に20年間積み立てられれば、元本ベース1200万円となり
その時点で、もはや少額投資ではなくなるためです。

計算過程を見てもB. の後半9年やE. の5年あたりでそれなりの課税が生じています。

運用の途中で課税が生じると、その分複利運用の効果も落ちるわけです。
(細かいことを言えば、含み益のまま運用し課税を繰り延べる計算過程もありえます)

あと気になるのは、年利3%の数字が、ひとり歩きしていないか、という点です。

FPとして、資産運用のアドバイスをかれこれ10年以上やっていますが、
投資信託の運用で年利3%の数字は、当然ながら約束されたものではありません。

現実には、投資時期や運用ポートフォリオによってかなりのバラツキがでます。

例えば、10年間運用して、年利1%しか達成できない人もいれば、
5年間で年利10%超を達成できる人もいるといった感じです。

税金や手数料は、投資初心者の方にとって特に気になりやすい部分ですが、
実際に運用を始めると、税金や手数料を気にしている場合ではないくらい、値動きがあります。

例えば、2008年のリーマンショックの時は、瞬間的にマイナス50%近くになった人もいます。

仮に運用資金が3000万円を超えたところで、リーマンショック級の金融危機が来たらどう考えるのか。

コツコツと毎月5万円ずつ積み立て、30年後に税引き後3000万円を超えられれば御の字くらい
のざっくりとしたイメージを持ってスタートした方が、気持ちの面では楽です。

ただ、行き当たりばったりではなく、計画的に資産運用を考えるのはとても良いことですし、
日本ではまだ根付いていませんが、それが本来あるべき姿と思います。

ぜひ、idecoとNISAを活用し、計画的に取り組んでみることをおすすめします。


ご回答ありがとうございます。
計算をご確認いただき、ありがとうございます。
税金に加え、別の先生のご指摘で信託報酬を引き忘れてましたので、この単純計算でももっと額は減ると思います。
もっと投資の勉強をして自分の目で見極める必要がありますね。
参考にさせていただます。
どうもありがとうございました。

2018.05.11


+ 全文を見る

返答を書く

回答の内容に質問者から返答を書く事ができます。
お礼や、追加の質問を書きましょう。

質問したときのパスワード[必須]

コメント内容[必須]