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FPの回答

  • 野口貴弘(合同会社Seiryu)

    大阪府

    2017.12.19

こんにちは。
保険の基本的な考え方をご説明させていただきます。

日常生活において病院で受診される場合、私たちは健康保険証を窓口で提示して1〜3割負担で治療代を支払います。

そう、日本には社会保険制度があり、私たちは給料や個人所得からその保険料を払っています。その結果、手術といった多額の費用がかかる時にも「高額療養費制度」によって、支払額の上限が設定されています。

これらの額は一般的な家庭であれば、すべて自費でまかなえるものばかりです。

保険契約のポイントは、自腹ではまかなえない(まかないたくない)費用に備えることです。

例えば保険の効かない先進的な治療代、入院時のベット代、食事代、通院時の交通費、損害賠償(対人対物)など。

ベット代は個室でなく、一般病室なら不要なものです。

低金利の中で保険会社各社はその運用に苦しんでおり、今や円建て商品で魅力的なものは皆無に等しいのではないでしょうか。

掛け捨ての医療保険で入院日額○○円とか○○日長期給付とかありますが、そこまで長期で入院する機会はこの先どれぐらい想定できますか?

技術の進歩で、早ければ手術翌日には退院させられます。

ならば毎月のもう戻ってはこない掛け捨ての保険に投資するより、より利回りのよい商品で貯蓄・運用した方が、将来自由に使えるお金として家庭の支えになってくれると思います。

保険はお守りですから、考え方は人それぞれです。
FPにも知識や経験の差で、様々な見解が出てきます。

何を信じ、何を選択するかは、自分で決めるしかありません。

大切な自己資金をどのように使うのか、今まさにお金の勉強をされる上でよいタイミングではないでしょうか?
ご回答ありがとうございました。

当初、保険より貯蓄・運用で、と自分も少し考えていましたが、FPの方でもそういう意見の方がいらして嬉しかったです。
様々なご意見があるのですね。
極論、貯蓄があれば保険は不要だという意見があったり、社会保険制度も改悪されるという噂があったりと、まだまだ分からないことだらけです。
メリットだけでなくリスクも考えつつ、検討したいと思います。

2017.12.19


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