FPの回答へコメント

FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2017.08.30

ありの様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご検討されているマンションですが、
仮に今の世帯年収が35年間途切れることなく続くのであれば、
仰る通り、明らかに無謀とはいえないと思います。

ただ、例えば、共働きの期間が数年間途切れるなど、
前提条件が一部でも崩れると、返済が厳しくなる可能性はあります。

なので、現状のみで判断するのではなく、あくまで長期の視点で
想像力を働かせながら、方針を立てることをおすすめします。

具体的には、キャッシュフロー表を作られるとよいと思います。

この表は、長期の視点にもとづく、人生の資金繰り表です。

Excelで作ると、不測の事態が発生した時のシナリオも比較的簡単に作れます。

順調に推移した場合と、不測の事態が起こる2つのシナリオの想定は、
家計の危機管理上も必要なことです。

あと、気になったのは、
「今後都市開発で資産価値は上がってくると期待し」
「もし妻が専業主婦かパートになる場合は住み替えも検討している」
という部分です。

今後、購入したマンションが値上がりする可能性も、もちろんありますが、
今は背景に、日銀のマイナス金利政策+政府による税制優遇があります。

仮に、超低金利の住宅ローン+大型の住宅ローン減税を使える前提が
打ち切られてしまうと、一般の会社員で6200万円の物件に手が届く人は
少なくなると思います。

例えば金利が1%上昇すれば、返済総額はざっくりと1千万円くらい増えます。

買う人の負担が増えれば、高値で売りにくくなるはずです。

他にも、いくつか考慮すべきポイントはあるので
できればマンションの業者さんとつながりのない独立系のFPと一緒に、
ライフプランのシミュレーションを作ってみるとよいと思います。
+ 全文を見る

返答を書く

回答の内容に質問者から返答を書く事ができます。
お礼や、追加の質問を書きましょう。

質問したときのパスワード[必須]

コメント内容[必須]