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FPの回答

  • 尾山道郎(haco life(株式会社HACO))

    徳島県

    2017.01.31

さとしさんは10年固定と20年固定で悩まれていますが、返済期間がまだ33年残っていることを考えると、全期間固定をおすすめします。
各銀行が独自に作っている全期間固定ローンと、フラット35が借換候補ですね。

フラット35への借換が可能な状況であれば、こちらが優先になるでしょう。今月の全国最低金利は1.12%です。
銀行独自のローンは、フラット35に比べれば借換用件が緩い部分があり、フラット35が無理であればこちらでしょう。金利はフラット35よりも若干高くなります。

いずれにしても10年固定で借り換える場合に比べれば金利は高くなりますが、現在はマイナス金利の影響で、全ての金利が「異常」といって良いほどの低金利です。
この状況で、いわば「どんぐりの背比べ」で悩むよりも、マイナス金利が終了したあとの、正常な状態で適用される金利を考えた方が良いですね。10年固定にしても20年固定にしても、次の更新時は相当な確立でマイナス金利は終了しているでしょう。
であれば、現在の情勢を生かして、いま残期間全ての金利を固定してしまう方が、長期的視点に立てば優位性があると思われます。

この金利で全期間固定ができれば、繰り上げ返済をせずに、その資金で資産運用を行う方がメリットが大きいケースも増えます。繰り上げ返済をしてしまうと、いざというときの手元資金を完全に手放すことになりますので、トラブル対応のことも考えると、運用という行為が家計の安全性を高める結果に繋がる場合があることも考えていただく方が良いと思われます。
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