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森本 直人((株)森本FP事務所)
東京都2016.10.10
鈴木勝也 様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
将来のために少しずつ貯蓄または積立投資をご検討されているとのこと、拝見しました。
基本的な考え方として、直近数年内で取り崩す可能性のある資金は、
銀行預金に取り置くのがベターです。
一方、例えば、10年以上などの長期で使う予定のない資金は、
株式型の投資信託などで積立てた方が、理論上はプラスになる確率が高いです。
というのも、この場合、投資信託の投資対象は、国内外の上場企業の株式で、
なおかつ、複数の銘柄に分散投資されます。
上場企業は、集合体として、利益を生み出し続けていることは、
PER(株価収益率)などの指標を見ても明らかです。
短期的には、企業業績の変動、投機マネーの動き、為替などの影響を受け、
マイナス評価になることもありますが、長期では、企業利益の積み上がりで
プラスになる確率が高いというわけです。
とはいえ、投資は、ただ買うだけで良い、というほど単純ではありません。
過去にも、金融危機時などの値下がり局面に耐えられなくなって、
マイナス評価のまま売却してしまったケースを少なからず見てきました。
頭では理解できても、感情のコントロールはやさしくないということですね。
ちなみに、過去10年で見ると、2012年末まで耐えられた人は、
その後のアベノミクス上昇局面でドカンと増やせたケースが多かったです。
そこで一部利益確定して、車の購入資金や住宅購入の頭金に充てられた人もいます。
もちろん、投資にはリスクを伴いますが、状況を変えるためには、
リスクを取る必要がある(ノーリスクでおいしい話はない)とご理解ください。
相談先は、銀行や証券会社などほか、もちろん独立系のFP事務所もあります。
ただし、FPによって得意不得意やアドバイス方針の違いがありますので、
もしFP事務所を利用する場合は、こういうプランを考えているが相談に乗ってくれるか
と事前に問い合わせるとよいと思います。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
将来のために少しずつ貯蓄または積立投資をご検討されているとのこと、拝見しました。
基本的な考え方として、直近数年内で取り崩す可能性のある資金は、
銀行預金に取り置くのがベターです。
一方、例えば、10年以上などの長期で使う予定のない資金は、
株式型の投資信託などで積立てた方が、理論上はプラスになる確率が高いです。
というのも、この場合、投資信託の投資対象は、国内外の上場企業の株式で、
なおかつ、複数の銘柄に分散投資されます。
上場企業は、集合体として、利益を生み出し続けていることは、
PER(株価収益率)などの指標を見ても明らかです。
短期的には、企業業績の変動、投機マネーの動き、為替などの影響を受け、
マイナス評価になることもありますが、長期では、企業利益の積み上がりで
プラスになる確率が高いというわけです。
とはいえ、投資は、ただ買うだけで良い、というほど単純ではありません。
過去にも、金融危機時などの値下がり局面に耐えられなくなって、
マイナス評価のまま売却してしまったケースを少なからず見てきました。
頭では理解できても、感情のコントロールはやさしくないということですね。
ちなみに、過去10年で見ると、2012年末まで耐えられた人は、
その後のアベノミクス上昇局面でドカンと増やせたケースが多かったです。
そこで一部利益確定して、車の購入資金や住宅購入の頭金に充てられた人もいます。
もちろん、投資にはリスクを伴いますが、状況を変えるためには、
リスクを取る必要がある(ノーリスクでおいしい話はない)とご理解ください。
相談先は、銀行や証券会社などほか、もちろん独立系のFP事務所もあります。
ただし、FPによって得意不得意やアドバイス方針の違いがありますので、
もしFP事務所を利用する場合は、こういうプランを考えているが相談に乗ってくれるか
と事前に問い合わせるとよいと思います。
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