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FPの回答

  • 長嶺(ナガミネ)(「頼れるFP」の生命保険見直し比較サイト)

    神奈川県

    2009.08.12

私の専門はズバリ生命保険ですので、その観点から気になる点として「見直しの必要性」は誰もが口にすることですが、実は、その中身は提案するFPや代理店によって違いがあります。

現状ご夫婦がお支払いの保険料(15,000円、5,000円)は年齢的に考えた場合に一般的なものですが、問題は保険料の内訳(保障内容)ということになります。そのことで確認いただくべきなのは次の点です。

1、それぞれの契約は途中で「更新」があるものか否か?
(更新型であれば更新後の保険料を把握する必要があります)

2、保険種類と保険期間について(いつまで保障されるのか)

3、払込予定の保険料総額と解約金の有無について

払込保険料に対して解約金が極端に少ないか、あるは解約金が全く無いものが良くないとは申しませんが、その場合は、それなり(途中で更新がなくて払込保険料が安く済む等)のがあって当然ですので、その点が、どのようになっているか、確認いただくほうが宜しいと思います。

実際にご主人さまが「万一のこと」に遭われた場合の備えは確かに必要ですが、現状の生活を送られる中で万一の場合に必要となる生活資金の満額を保険に頼るか、あるいは、その他諸々を考えて70%~80%に抑えて残りの30%~20%については「覚悟を決める」(奥様がご自分で働くことでカバーする)というような考え方もあって宜しいと思います。

そのことは「確率」という点を考えたときにご理解いただけると思います。つまり、必要生活資金のそれはそれとして(参考程度に留めて)現実生活を見据えた上で生命保険は長く続けるものですので保険料の支払いにおいては、くれぐれも無理をなさらないようにすることが大事ですので、そのような考えを参考にして頂ければと思います。

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