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FPの回答
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勝桂子(こちらOK行政書士事務所)
東京都2015.11.24
こんにちは。先の先生が具体的に試算してくださっていますので、私からは、ご主人さまへの説明に利用していただけそうな補足を少しだけ述べたいと思います。
大阪の状況は把握しておりませんが、たとえば東京23区では空き家問題が深刻化しています。
住宅戸数を世帯数で割ると、総務省統計でおよそ15%の「家余り」。単身赴任や学生の一人暮らしなど、住民票上は世帯が1つでも家が2件ある場合がありますから、いまはまだトントンかもしれません。
しかし、住宅ローンを完済する30年~35年後には、日本の人口はいまより約3000万人減少することがわかっています。海外からの労働人口が大量に入ってくるなどすれば状況は変わるかもしれませんが、「ローンの終わった家を誰かに売れるのか?」ということを考えたら、残念ながら“売れない時代”に突入している可能性は否めません。
逆に、これまで日本では建物の価値は築後十数年でほとんどなくなるという考えが強かったのですが、古家をリノベーションした物件の資産価値はじょじょに上がる傾向が見られます。古民家風のカフェや料亭が人気を得ていることでもイメージしていただけると思います。
いずれご実家をもらい受けることが決まっているのでしたら、ご主人の書斎(個室)を確保できるのか、二世代別々の食卓を持てるのかなど、リノベーションの図面をいろいろに工夫してみてはいかがでしょう。
店舗を営まれているのでしたら、「同居」といってもマンションの隣室のような、ご主人が義理のご両親と毎日顔を合わせなくてもよいリノベーションも可能と推察します。
希望の持てる中和点が見つかるといいですね!
大阪の状況は把握しておりませんが、たとえば東京23区では空き家問題が深刻化しています。
住宅戸数を世帯数で割ると、総務省統計でおよそ15%の「家余り」。単身赴任や学生の一人暮らしなど、住民票上は世帯が1つでも家が2件ある場合がありますから、いまはまだトントンかもしれません。
しかし、住宅ローンを完済する30年~35年後には、日本の人口はいまより約3000万人減少することがわかっています。海外からの労働人口が大量に入ってくるなどすれば状況は変わるかもしれませんが、「ローンの終わった家を誰かに売れるのか?」ということを考えたら、残念ながら“売れない時代”に突入している可能性は否めません。
逆に、これまで日本では建物の価値は築後十数年でほとんどなくなるという考えが強かったのですが、古家をリノベーションした物件の資産価値はじょじょに上がる傾向が見られます。古民家風のカフェや料亭が人気を得ていることでもイメージしていただけると思います。
いずれご実家をもらい受けることが決まっているのでしたら、ご主人の書斎(個室)を確保できるのか、二世代別々の食卓を持てるのかなど、リノベーションの図面をいろいろに工夫してみてはいかがでしょう。
店舗を営まれているのでしたら、「同居」といってもマンションの隣室のような、ご主人が義理のご両親と毎日顔を合わせなくてもよいリノベーションも可能と推察します。
希望の持てる中和点が見つかるといいですね!
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