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FPの回答

  • 小島新吾( 小島FP不動産事務所 )

    愛知県

    2015.06.25

初めまして。
ご相談内容を拝見致しました。
私は不動産業や住宅ローン取次店の実務をこなしながら、各ご相談にもお受けしております経験では
お勧めする住宅ローンは
①全期間固定
②20年固定
③10年固定
④変動
を常に考えてお客様の家計状況に合わせてご提案しております。
長期金利固定をお勧めするのは、ある時期に固定の特約が満了となり、その時の金利が低い状態ならともかく高くなることは家計に影響が大きい為です。返済額が増えることで家計を圧迫することになればこれこそ心労の原因になり家族の中の関係についても大きな影響になる要因となる場合があります。そのような隠れた要因を持つことはリスクとして捉えます。ですから、長期固定の中でも全期間固定がリスク回避が出来るということで1番お勧めです。
固定が短いことはそれだけ隠れたリスクの影響を受けることが多くなると考えた方が宜しいかと思います。
但し、長期金利固定では金融機関側にもリスクがあります。その点をカバーする為に長期金利固定ほど金利の高めに設定されております。
そのバランスをどこにおくのかが選び方のポイントです。
お子様をどのような道を選ばれることによって準備資金が大きく変わります。
その点も踏まえて家計収支バランスを将来設計の中長期計画を見ながら判断されることをお勧めします。
ハウジングセンターのFPがお勧めする変動金利も今の金利を見て判断されておらるので、それも間違いではありませんがお客様が将来にわたり支払い能力がどこにあるのかとか資産背景だとか総合的に判断しアドバイスをお伝えすることが大切だと思います。
支払い総額で見るのか、潜んでいるリスクを浮き彫りにしてリスク回避をするのか、返済額で見るのかなどをお客様が心配するところが何かを捉えた上で他にもリスクがあることをお伝えすることに本当のお客様にあった住宅ローンが見えてくると思います。
マイホームは購入する満足もありますが、不動産業を営む弊社では購入が始まりでマイホームのお役目が終わった時点に満足があるかどうかだと思います。
目先より将来の生活継続を重きとして心の豊かさがあるかどうかだと思います。
その家計のバランスを見てアドバイスをお受けされることをお勧めします。
そのようなFPの方にご相談されたらと思います。



ご返信ありがとうございます。

変動がいい理由としましては、変動金利が今0.65%前後が多い為、月の返済額が同じ借り入れ額で低いからに他なりません。そこまで上がらないだろうと見る方も多いですし金融機関も変動であれば長期固定金利より金利のリスク(収益)に影響がないから変動金利をお勧めすることがあります。内容や目的がしっかりと見据えておられれば変動金利でも大丈夫だと思われます。しかし、悩まれる方や心配性の方にはその時の金利の見直し時期にどれだけの金利になるのか不安になり心労の要因となれば生活が憂鬱になってしまいあまり良くありません。そのような方は金利が高めですが、固定されていることによって不安がなく生活が出来る良い要素もあります。繰上げ返済若しくは借り換えを定期的にされる方であれば変動金利でも問題ないと考えます。私が見るご相談者様の心理から見ますと悩まれる傾向があると思いますので長期固定で今後金利に左右されずに悩まれない生活の方が宜しいのではないかと思われますが、いかがでしょうか。

2015.06.25


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