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FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2015.01.28

つき様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

お書きいただいた状況であれば、余裕資金もありますし、
投資信託など、収益性の高いもので運用しても問題なさそうですね。

ただし、今後5年以内に使用する予定の資金、
臨時の出費に備える資金は、銀行預金に取り置いた方が無難です。

その上で、長期で寝かせておける予算を、一時金と毎月積立金に分けて、
投資信託や外国債券等で運用してみてはいかがでしょうか。

長期の目安は、少なくとも5年以上、できれば、10年以上です。

なお運用を考える上で一番大切なことは、長期の視点で「計画」を立てることです。

投資信託は、あくまで「計画」の中で使用するツールと捉えてみてください。

ファイナンシャル・プランナーは、その名の通り、お金の「計画」をお手伝いする
専門家ですので、FPと相談しながら進めるのもよいと思います。

必要があれば、具体的に「ポートフォリオ運用」のアドバイスに対応している
FPを探してみてください。

あともうひとつ、大事なことは、「感情のコントロール」ができるかどうかです。

例えば、2008年のリーマン・ショック時は、投資信託の評価額が半分程度に下落して
しまったケースもあります。

もちろん、一時的なことで、その後持ち直しましたが、
勧めらるがまま、とか、ただ何となく購入していた方の中には、パニックになり、
底値で、慌てて売却してしまった方も少なくなかったようです。

イザという時に、パニックにならないためには、「計画」という明確な行動指針に加え、
金融経済に関する「知識」も必要です。

投資信託は、上記の通り、ただ買えばよい、というものでは、決してありませんので、
もし取り組む場合は、慎重にポイントを押さえた運用を心掛けてみてください。

アドバイスありがとうございます。了解しました。5年以内の当座のお金をわけて、それ以外を運用に回すようにしようと思います。長期の視点も持っておこうと思います。60才の時点に備えたいという意識なので、とりあえずそれまではあまりジタバタせずの投資がいいなと思っております。これから投資信託を勉強してみます。何社か早速口座開設や資料請求をしてみました。

2015.01.28


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