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FPの回答
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森本 直人((株)森本FP事務所)
東京都2014.08.19
もみじ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
将来を見据え、毎月8万円をコツコツと貯蓄されているのは、立派と思います。
ただ、今ご加入されている終身保険は、すべて低解約返戻金のしばりがあるため、
その部分に問題を感じます。
仮に今後、金利が上昇したり、資金を殖やす必要が生じたりした時に、
他のより良い選択肢が見つかっても、解約が難しく、身動きが取れません。
あとは、高度障害には至らないが働けない状態等でも、取り崩せないのはまずいですよね。
決断を先延ばしにするほど、深みにはまるので、もし減額等をするなら早めが良いです。
ちなみに、今年から少額投資非課税制度(NISA)がスタートしており、
例えば、投資信託を使って、積立て投資を始めるという選択もあります。
価格変動はありますが、投資信託なら、いつでも時価で取り崩せます。
日本では、投資は危ないものと考える方が多いですが、
例えば、日経平均株価は、この25年で、約2分の1に下落しているものの、
米国のダウ平均株価は、この25年で、約6倍(米ドルベース)に上昇しています。
海外の資産にも幅広く分散させ、かつ、毎月積立方式で投資タイミングを分散させれば、
投資理論上、長期では、リスクを抑えながら、世界経済全体の成長性を享受できる
と考えられています。
さてそこで、医療保険の加入をどう考えるかです。
ご検討されている終身払いの医療保険は、仮に一生涯、入院、手術等がなければ、
保険料は、すべて掛捨てとなり、ある意味、賭け事の要素もあります。
いずれにしても、賭け事の要素があるなら、金融資産運用による価格変動リスクを
受入れながら、運用益で、老後の医療、介護費までカバーするという考え方もあります。
その場合は、お子さんが学校を卒業するまでの死亡リスクは、
割安な掛捨ての収入保障保険でカバーすることを考えてみてください。
なおもし医療保険に加入するのであれば、例えば、特定の疾病については、
入院日数無制限、先進医療で最高1000万円のような、万一の時に高額な保障が付くものが
個人的にはおすすめです。
保険一辺倒ではなく、総合的に考えてみてください。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
将来を見据え、毎月8万円をコツコツと貯蓄されているのは、立派と思います。
ただ、今ご加入されている終身保険は、すべて低解約返戻金のしばりがあるため、
その部分に問題を感じます。
仮に今後、金利が上昇したり、資金を殖やす必要が生じたりした時に、
他のより良い選択肢が見つかっても、解約が難しく、身動きが取れません。
あとは、高度障害には至らないが働けない状態等でも、取り崩せないのはまずいですよね。
決断を先延ばしにするほど、深みにはまるので、もし減額等をするなら早めが良いです。
ちなみに、今年から少額投資非課税制度(NISA)がスタートしており、
例えば、投資信託を使って、積立て投資を始めるという選択もあります。
価格変動はありますが、投資信託なら、いつでも時価で取り崩せます。
日本では、投資は危ないものと考える方が多いですが、
例えば、日経平均株価は、この25年で、約2分の1に下落しているものの、
米国のダウ平均株価は、この25年で、約6倍(米ドルベース)に上昇しています。
海外の資産にも幅広く分散させ、かつ、毎月積立方式で投資タイミングを分散させれば、
投資理論上、長期では、リスクを抑えながら、世界経済全体の成長性を享受できる
と考えられています。
さてそこで、医療保険の加入をどう考えるかです。
ご検討されている終身払いの医療保険は、仮に一生涯、入院、手術等がなければ、
保険料は、すべて掛捨てとなり、ある意味、賭け事の要素もあります。
いずれにしても、賭け事の要素があるなら、金融資産運用による価格変動リスクを
受入れながら、運用益で、老後の医療、介護費までカバーするという考え方もあります。
その場合は、お子さんが学校を卒業するまでの死亡リスクは、
割安な掛捨ての収入保障保険でカバーすることを考えてみてください。
なおもし医療保険に加入するのであれば、例えば、特定の疾病については、
入院日数無制限、先進医療で最高1000万円のような、万一の時に高額な保障が付くものが
個人的にはおすすめです。
保険一辺倒ではなく、総合的に考えてみてください。
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