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FPの回答
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勝桂子(こちらOK行政書士事務所)
東京都2014.08.07
みかんさん、こんにちは。
購入時の頭金の目安や、「家賃程度で買える」と言われるなかに入ってこない費用がある点など、以前の先生方のおっしゃる通りです。
また、いまフラット35などでローンを組み、返済が終わる35年後頃には日本の人口が3000万人減少予定。
現状でも、世帯数:住宅戸数=100:115 で「家余り」となっています。具体的には、単身赴任のご家庭や、世帯は分けていなくても学生の一人暮らしなどがあるので、現時点で需要と供給はバランスが取れているのですが、2020年の五輪までにマンション建設ラッシュがあることをかんがみれば、今後は家余りが大問題となることは懸念されます。
しかしながら、「わが家を持つ」ということは、家族の結束を固くする要素でもあります。
ご夫婦とも、持ち家がある、ということに自負を感じ、ローンのために働くことに誇りを持てるのでしたら、購入もプラスになるでしょう。
いっぽう、お子さんができたら手狭、という物理的な理由だけでしたら、実際にお子さんを授かり数年たってから検討されるほうがよいといえます。
子育て中に利用したい施設や学校環境のことは、実際に生まれたお子さんの性別や性格がわからないと、方向性すら決められないからです(賃貸にお住まいのかたなら、中学生になるお子さんの部活動の関係で隣の学区へ引っ越す、というようなことも、しばしば聞きます)。
また、天変地異の予測できない昨今、賃貸であれば壊れたら住み替えるだけですが、持ち家なら修繕費が莫大であろうと、ご自身で直さなければなりません。
私自身、3人の子育てをしながら、思いもよらぬ事情でこの10年間に2度も不動産の売却と購入を繰り返すこととなりました。2度めは、売却の捺印をしたのが3・11の2週間前。手付けを厚く頂いていたので解約にならずに済みましたが、売却の決断があと2週間遅れていたら、地震後不動産価格が1千万近く下がったので、移り住む物件を購入できなくなるところでした。
購入と売却を繰り返すたびに、資産価値は数割り目減りしていきます。
この点が、札幌の先生が「不動産投資でない限り、購入は1回限り」とおっしゃる根拠と思います。
以上、補足的意見を述べさせていただきました。
購入時の頭金の目安や、「家賃程度で買える」と言われるなかに入ってこない費用がある点など、以前の先生方のおっしゃる通りです。
また、いまフラット35などでローンを組み、返済が終わる35年後頃には日本の人口が3000万人減少予定。
現状でも、世帯数:住宅戸数=100:115 で「家余り」となっています。具体的には、単身赴任のご家庭や、世帯は分けていなくても学生の一人暮らしなどがあるので、現時点で需要と供給はバランスが取れているのですが、2020年の五輪までにマンション建設ラッシュがあることをかんがみれば、今後は家余りが大問題となることは懸念されます。
しかしながら、「わが家を持つ」ということは、家族の結束を固くする要素でもあります。
ご夫婦とも、持ち家がある、ということに自負を感じ、ローンのために働くことに誇りを持てるのでしたら、購入もプラスになるでしょう。
いっぽう、お子さんができたら手狭、という物理的な理由だけでしたら、実際にお子さんを授かり数年たってから検討されるほうがよいといえます。
子育て中に利用したい施設や学校環境のことは、実際に生まれたお子さんの性別や性格がわからないと、方向性すら決められないからです(賃貸にお住まいのかたなら、中学生になるお子さんの部活動の関係で隣の学区へ引っ越す、というようなことも、しばしば聞きます)。
また、天変地異の予測できない昨今、賃貸であれば壊れたら住み替えるだけですが、持ち家なら修繕費が莫大であろうと、ご自身で直さなければなりません。
私自身、3人の子育てをしながら、思いもよらぬ事情でこの10年間に2度も不動産の売却と購入を繰り返すこととなりました。2度めは、売却の捺印をしたのが3・11の2週間前。手付けを厚く頂いていたので解約にならずに済みましたが、売却の決断があと2週間遅れていたら、地震後不動産価格が1千万近く下がったので、移り住む物件を購入できなくなるところでした。
購入と売却を繰り返すたびに、資産価値は数割り目減りしていきます。
この点が、札幌の先生が「不動産投資でない限り、購入は1回限り」とおっしゃる根拠と思います。
以上、補足的意見を述べさせていただきました。
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