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FPの回答
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堂埜聖(暮らしのマネープラン相談センター福井)
福井県2014.01.06
ご主人の財産を奥様が多く相続するには、公正証書遺言を作成するのがベストだと思います。
また、生前贈与によりご主人の財産を奥様に移すことも有効な方法です。
ただし、奥様が懸念されているように贈与契約書等の証拠を残さずご主人からのお金を貯めてお
くと相続時に税務署はご主人の財産とみなし、分割対象の財産となってしまいます。
そこで、まず毎年贈与契約書を作成し、お金が奥様に移動した証拠(通帳等)を残します。
そして、もらったお金は一部奥様が生活費等で使用してください。
(36万円の贈与金額に生活費を上乗せしてもいいのではないでしょうか)
実親からの贈与については贈る側と受ける側がともに贈与を認識しており、受ける側は通帳や印
鑑を管理し自由に使える状況になっているようなので贈与契約書を作成しなくても贈与とみなさ
れると思います。
奥様は一部を生活費で使い、残りを個人年金等で老後資金にしてはいかがでしょうか。
贈与税を納めるという点では110万円の基礎控除を意識すべきですが、生前にご主人の財産を
奥様に確実に移動することが目的であれば基礎控除(110万円)を意識しなくてもいいと思い
ます。
ご参考になれば幸いです。
また、生前贈与によりご主人の財産を奥様に移すことも有効な方法です。
ただし、奥様が懸念されているように贈与契約書等の証拠を残さずご主人からのお金を貯めてお
くと相続時に税務署はご主人の財産とみなし、分割対象の財産となってしまいます。
そこで、まず毎年贈与契約書を作成し、お金が奥様に移動した証拠(通帳等)を残します。
そして、もらったお金は一部奥様が生活費等で使用してください。
(36万円の贈与金額に生活費を上乗せしてもいいのではないでしょうか)
実親からの贈与については贈る側と受ける側がともに贈与を認識しており、受ける側は通帳や印
鑑を管理し自由に使える状況になっているようなので贈与契約書を作成しなくても贈与とみなさ
れると思います。
奥様は一部を生活費で使い、残りを個人年金等で老後資金にしてはいかがでしょうか。
贈与税を納めるという点では110万円の基礎控除を意識すべきですが、生前にご主人の財産を
奥様に確実に移動することが目的であれば基礎控除(110万円)を意識しなくてもいいと思い
ます。
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