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FPの回答

  • 森一夫(Toolbox)

    千葉県

    2013.05.11

はじめまして、Toolboxの森といいます。

現状どういう話で銀行と話をされているのか分かりませんが、ひとつのローンで土地と建物をあわせて1つの融資ということではないのでしょうか?

一般的に土地購入から建物まで一括でローンを組むというのが普通です。ただし、一括の融資にした場合、融資がおりるのは、建物が完成引渡し後となりますので、土地代を支払うのはその後になってしまいますので、契約時から引渡しまでの間の金利を負担することになります。
こういったことが出来ないのかどうか、銀行と話し合ってみてはいかがでしょうか?

また、ご要望の通り分割して、2つのローンとした場合、最低限の自己資金の場合で考えて見ます。
まず、建物のローンから逆算してみましょう。
頭 金20%= 440万円(安全のため20%としました)
諸経費 5%= 110万円
設計料 8%= 180万円
雑 費  = 100万円(地鎮祭、上棟式、他)
―――――――――――
合 計  = 830万円

ローン  =1760万円(建物のローン)

自己資金2500万円なので
2500万円-830万円=1670万円→土地代の費用に当てる

土地のローン
土地代   3000万円

諸経費 5%= 150万円
頭 金20%= 600万円
―――――――――――
合 計  = 750万円

ローン  =2400万円(土地のローン)

ここまで自己資金の残金は
     =1580万円

ここから、家具、カーテン、引越の費用、もし工事費に含まれていない場合エアコン、照明器具の費用が必要になります。仮にこれらの費用が180万円とすると
自己資金の残金は
     =1400万円

この1400万円を土地、建物どちらに入れてもかまわないのですが、将来の資産という観点から見て、土地代の支払いに充当しておいたほうがよいと思います。
最終的に土地のローンは
2400万円-1400万円=1000万円(土地のローン)

土地、建物あわせてローンの金額は2760万円

土地は価値が下がりませんので、先に土地のローンを完了させてしまい将来に備えるという考え方です。

あらたさん、おはようございます。
返事が遅くなって申し訳ございません。

ご指摘の通り、自己資金残金は920万円
家具等を差し引いた場合、740万円です。

「将来に備えて早く自己資産にする」について
これは今後のリスクに対応する為です。
リスクは個人のリスクと社会的なリスクの2つです。
「個人的リスク」
あらた様ご自身が病気・けが又は会社の倒産・解雇などになり収入が大きく減った場合
「社会的なリスク」
現在アベノミクスによって円安となり、株価も上昇していますが、欧州の金融不安は解決している訳でなく、また中国の成長の鈍化による経済的不安など海外の要因と国内の長期金利の上昇を日銀がコントロール出来ずに、急激な上昇を招く、など1年先がどうなるのか分からない状況です。もちろん何もなく順調に成長することもあるかもしれません。

これら要因で住宅ローンの返済が難しくなった場合、土地のローンが終わっていれば、土地を売る事によって負債を抱えずに済むはずです。
将来、家と比べても土地の方が資産価値は高いと思いますので、救われる可能性が高いと思います。

現在、株価が上昇し投資家は非常に喜ばしい状態ですが、これが20年、30年と続く訳ではありません。住宅ローンは返済期間が20年30年と続きますので、目先の好景気に惑わされず、リスクを踏まえ対応すべきではないでしょうか?

2013.05.14


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