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FPの回答

  • 森一夫(Toolbox)

    千葉県

    2013.04.23

初めまして、rintanさん
Toolboxの森といいます。

フラット35の基準で考えると

お二人の収入合算で、年収830万円
返済期間35年、金利2%として

830万円×35%ー60万円=230万円

230万円÷12ヶ月÷3313円×100万円=57,800,000円(借入限度額)

借入の申し込みは可能かと思いますが、頭金がないというところが気になります。
ただし、フラット35の場合、以前は物件価格の90%までの融資だったのですが、
頭金分を変動金利で融資するという事も行われていますので、可能と言えば可能です。

物件価格5000万円として、5000万円は融資が受けられます。
4500万円固定金利、500万円変動金利

融資対象は購入物件だけですから、その他費用は別途準備しなくてはなりません。

その他費用とは
事務手数料、諸経費等で、多めにみて250万円
建売りやマンションの場合、照明器具、エアコン、カーテンなど、
また、引越費用、家具などの費用も別途かかります。
450万円から500万円程度、購入するものによっては更にかかるかもしれません。
仮にこれを銀行から借入ることができた場合、融資可能額は激減してしまいますので
ご希望の融資額は難しいと思われます。


また、頭金がない、または少ない場合
1.ご両親からの住宅資金の贈与(相続時精算課税の特別控除額以内の額であれば非課税となります。)
2.生命保険(終身保険)の解約による解約返戻金を利用など

上記のようなことも考えられますので、ご検討ください。

さらに、購入後に
団体信用生命保険料、や固定資産税、火災保険や地震保険の費用も必要です。
住宅購入も大切ですが、老後のための資産形成も大切です。

まず、可能性を検討し、シュミレーションをして将来を見通しの上ご検討ください。




現在、確かに金利が低く借りやすい状況です。
将来的に金利の上昇局面がくるのではないかとの話もよく聞きます。
しかし、まずはご自身の足下を十分に固めることから始めてください。

なにか他にお聞きになりたい場合は、以下からご連絡ください。
以上、よろしくお願いいたします。

http://fp-japan.jp/map/detail/id/844/

2013.04.23


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