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FPの回答

  • 山田聡(山田FP事務所)

    東京都

    2012.09.27

ファイナンシャルプランナーの山田と申します。

教育資金の準備の仕方については、いろいろな考え方がありますが、
将来の収入に不安を感じているのであれば
早めに確保される方がよいでしょう。
ですから、現在の仕方で問題ないと思います。

また、中学から大学卒業までの教育費(塾の費用等を除く)を、
一人あたり1,000万円と見積もられていますが、
オール私立の場合、また、理系大学の場合などでは、
もう少しかかる可能性もありますが、
その他の貯蓄も十分あるので特に問題はないでしょう。

老後の必要資金は、各ご家庭の将来収支の
シミュレーションをすることになります。
そのため、残念ながらこの場で金額を記載することはできません。

最も簡単な計算方法としては、
65歳からの余命年数に1年当りの生活費を掛けて
総支出額を見積もります。

ちなみに65歳時の平均余命は男性約19年、女性約24年です。
65歳以上のご夫婦の平均的な生活費は25万円程度ですが、
各家庭の状況や希望も違いますので、
ご自身に合った金額を設定した方がよいでしょう。

次に、65歳から予想死亡時までの年金収入総額を見積もります。
年金は年金定期便と今後の給与見込みで計算できます。

そして、総支出額から年金収入総額を差引いた金額が
最低限用意すべき金額となります。

簡単な方法ですが、最低限必要な金額の目安にはなるでしょう。

詳しくシミュレーションしたい場合は、
ファイナンシャルプランナーに相談されてみてください。

更に今後は、貯蓄方法を点検しましょう。
老後資金用の貯蓄ということは、運用期間も長期にわたることから、
その方法次第で最終的に大きな差がでる可能性があります。

また、確定拠出年金など税制面で有利な貯蓄が利用できるのであれば
十分に活用しましょう。

いろいろな不安が蔓延している世の中ですから、
益々自助努力が必要になります。

以上、わずかでも参考となれば幸いです。

山田FP事務所http://www.yamadafp.com
山田 聡





山田先生
ご回答いただきありがとうございました。
自分の頭の中で漠然と考えていたことなのですが、文章にしてコメントをいただいたことで少しすっきりしました。
老後資金はもう少し細かく見ていかなければならないのですね。
資金の運用方法も深く考えていませんでした。勉強になります。
ありがとうございました。

2012.09.28


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