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FPの回答

  • 關雅也(有限会社 新世紀)

    東京都

    2010.02.16

医療保険、死亡保険に関する考え方が人それぞれ、FPそれぞれという意見は私も同じですが、私は保険肯定派です。

理由は、保険は成立すればすぐに効力を発揮し、貯蓄の無い方だけでなく貯蓄がある方も既にある貯蓄を切り崩すことなく保障が受けられるからです。
正に保険とは「一人は万人のため、万人は一人のため」という考えに基づいた商品特性が発揮されるからです。

一定額以上医療費がかかった場合に上限が適用される「高額療養費補助」制度にしても、同一月内の医療費に対してのみであり、差額ベッド代や入院諸費用には適用されず出費がかさむ場合も考えられます。
例えば、月をまたいで10ずつの20日入院で、医療費8万円+差額ベッド代10万円をそれぞれの月で支出した場合、高額療養費補助は受けられず36万円の出費が丸々のしかかることになります。 これが日額1万円の初日から給付対象の医療保険に加入していれば出費は16万円、貯蓄の無い世帯には大きな違いです。
また、個人事業主などは収入保障も無い訳ですから、保険をうまく活用すれば大きな安心となります。

「医療保険料総額を30年で300万円としたら」の意見にしても、30年払い済みの長期入院保障の終身医療保険商品なら、入院機会が増える老後の医療保障も先払いで買っているのでより大きな安心となります。
入院患者調査によると、1年以上の長期入院患者は19%もいます。
やはり、お宅の生活環境を理解した上でベストな提案を一緒に作り上げていくFPに相談するのが良いでしょう。

参考資料

厚生労働省 平成17年 患者調査

http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/medical/3.html

「入院患者数の入院期間別構成割合」
2ヶ月以下:59.0%
2ヶ月~3ヶ月:6.5%
3ヶ月~1年:15.2%
1年~2年:6.4%
2年以上:12.6%
不明:0.3%

生命保険文化センター「平成19年度 生活保障に関する調査」

http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/medical/5.html
お返事ありがとうございます。
FPさんにもいろんな考えがあるんですよね。
医療保険の必要性・・難しいです。
どのように頭を整理していいか。保険に入り、元気で入院なんてしなかったらおさめてきた保険は残ることも、もらうこともなくな保険屋さんにプレゼント、入院しても毎月今までおさめた何割出るかな?払い込みのほうが多い?と思ったり、入らず使わないときは貯蓄で手元に残る。・・でもいつ使うかわからない、大きな病気を明日するかもしれない・・。考えれば考えるほどからまります。
しっかりFPさんに相談を依頼しようと思います。
ありがとうございました。

2010.02.16


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