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FPの回答

  • 山田聡(山田FP事務所)

    東京都

    2012.09.03

ファイナンシャルプランナーの山田と申します。

5000万円もの高額な買物ですから、より具体的な数字を使用して
今後の収支を時系列でシミュレーションされてはいかがでしょうか。
そして、最終的に老後資金が確保されているかを確認しましょう。

シミュレーションには今後の収入予想や基本生活費の他、
・子供の教育費
・こどもの基本生活費
・退職金
・年金受給額
・固定資産税、管理費・修繕積立金(マンションの場合)
上記のような数字が最低限必要です。

こどもの教育費は、公立・私立別の一般的な費用が文部科学省から公表されていますので
その数値を参考にしましょう。

こどもが成長するにつれ、家庭の基本生活費は上昇していきます。
小学校入学までは夫婦2人だけの時とそれほどかわりませんが、
小学校入学してから大学卒業までで一般的には600~700万円程度かかります。
二人目のこどもはその7~8割程度が予想されます。
シミュレーションでは家庭全体の基本生活費が上昇することを
考慮する必要があります。

そして定年時での住宅ローン残債、退職金、貯蓄残高、
さらに年金受給額を予想し、老後資金が確保されているかを
検討することになります。

尚、変動金利を予定しているのであれば、
金利が上昇した場合のシミュレーションも当然必要です。

住宅は、“買うことが可能か”ではなく、“支払うことが可能か”を
検討しなければなりません。
そのため、将来の予想数字を使用したシミュレーションが必要です。
現在の状況からだけではなく、将来の数字を使用して、十分に検討されてください。

以上、僅かでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所  http://www.yamadafp.com/
山田 聡
山田様

早速ありがとうございました。
子どもにかかるお金について、「基本生活費」は勉強不足でした。
早速インターネットで調べて、勉強させていただきました。
家系全体の生活費が上がると言うことを、教育費と別枠で考えなければいけないのですね。
アドバイスいただいたことを踏まえ、今一度先々の趣味シミュレーションしてみたいと思います。
ありがとうございました。

2012.09.03


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