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竹原庸起子 (ひまわり法務FP事務所(行政書士竹原庸起子事務所))
大阪府2012.08.03
住宅ローン専門のファイナンシャルプランナー・モーゲージプランナー 中野庸起子です。
2児の母として、住宅ローンのコンサルを家計まで踏み込んでお伝えしていきます。
物件価格5800万円のマンションを、自己資金1100万円、借入5100万円でということは、諸費用は400万円ですね。
もしフラットで今月の史上最低金利に近い1.84%、35年 ボーナス返済無しで組まれたら、月々の返済額は16.5万円
返済負担率は198万円÷900万円=22%
で、返済負担率は20%から25%以内ということでOKではないかとのことですが、率直に申し上げて、厳しさが懸念される借入額だと感じました。
私がコンサルする際には、もう一面から借入可能額(返済可能額という意味で使います)を考えていて、借入可能額は年収の5倍まで、お子さんが1~2人いらっしゃる場合は年収の4倍までを目安にしてほしいと伝えています。
そうすると相談者様は3600万円までで考えたほうがいいと申し上げています。
というのは、今後考えられる教育費の増加、住宅購入後にかかる費用(固定資産税、修繕費)の支出に耐え得るように借り入れるべきだからです。
お子さんが高校まですべて公立で、大学のみ私立であれば、学費だけで総額1200万円~1500万円。
自宅から通っての場合です。
ほかの先生がおっしゃっているように月額4万円の学資積立はその学費分のみしかカバーしません。
お子さんの基本生活費は別で700万円程度かかります。月額にすると、1名あたり26000円ほどです。
子供がもう一人生まれたら、基本生活費+教育費で1ヶ月あたり66,000円増加します。
あくまでこれは厳しい数字で、基本生活費がこれより少なくても大丈夫かもしれませんが、参考としてください。
そう考えると、可処分所得を年収の8割と考えて、720万円、月額60万円のうち、子供にかかる費用にいくら必要か、現在の生活水準ではご夫婦の生活費にいくらかかっているのかを、家計簿を見直してください。
そして、住宅費に当てられる費用は、固定資産税や修繕費を含めていくらまでかを、相談者の家計として判断してください。
金融機関が貸せる金額と借入人が返せる金額は違います。
2児の母として、住宅ローンのコンサルを家計まで踏み込んでお伝えしていきます。
物件価格5800万円のマンションを、自己資金1100万円、借入5100万円でということは、諸費用は400万円ですね。
もしフラットで今月の史上最低金利に近い1.84%、35年 ボーナス返済無しで組まれたら、月々の返済額は16.5万円
返済負担率は198万円÷900万円=22%
で、返済負担率は20%から25%以内ということでOKではないかとのことですが、率直に申し上げて、厳しさが懸念される借入額だと感じました。
私がコンサルする際には、もう一面から借入可能額(返済可能額という意味で使います)を考えていて、借入可能額は年収の5倍まで、お子さんが1~2人いらっしゃる場合は年収の4倍までを目安にしてほしいと伝えています。
そうすると相談者様は3600万円までで考えたほうがいいと申し上げています。
というのは、今後考えられる教育費の増加、住宅購入後にかかる費用(固定資産税、修繕費)の支出に耐え得るように借り入れるべきだからです。
お子さんが高校まですべて公立で、大学のみ私立であれば、学費だけで総額1200万円~1500万円。
自宅から通っての場合です。
ほかの先生がおっしゃっているように月額4万円の学資積立はその学費分のみしかカバーしません。
お子さんの基本生活費は別で700万円程度かかります。月額にすると、1名あたり26000円ほどです。
子供がもう一人生まれたら、基本生活費+教育費で1ヶ月あたり66,000円増加します。
あくまでこれは厳しい数字で、基本生活費がこれより少なくても大丈夫かもしれませんが、参考としてください。
そう考えると、可処分所得を年収の8割と考えて、720万円、月額60万円のうち、子供にかかる費用にいくら必要か、現在の生活水準ではご夫婦の生活費にいくらかかっているのかを、家計簿を見直してください。
そして、住宅費に当てられる費用は、固定資産税や修繕費を含めていくらまでかを、相談者の家計として判断してください。
金融機関が貸せる金額と借入人が返せる金額は違います。
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