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FPの回答

  • 山田聡(山田FP事務所)

    東京都

    2012.07.23

ファイナンシャルプランナーの山田と申します。

シミュレーションには、より詳細なデータや予想が必要となりますが、
条件設定を、
借入金額2,000万円
返済期間23年(60歳までの年数)
固定金利2.5%
以上のケースとした場合、
毎月の返済額は現在の賃貸料とほぼ変わりありません
(固定資産税等の追加費用は別途発生します)。
この点では、住宅取得によって支出が大きく変わることはないでしょう。

しかし、将来妻の収入がなくなると仮定した場合、
夫のみの手取収入に対する返済比率は、
一般的に安全圏とされる25%を超えてしまい、
この点では不安が残ります。
今後こどもがもう一人増えるのであれば、更に厳しくなることが予想されます。

以上のように、ごく表面的は数字からのみの予想では、正しい判断はできないでしょう。

シミュレーションにあたっては、
・妻の今後の就業状況
・子供の教育費
・子供の基本生活費(こどもが誕生すると生活費も増えます)
・退職金
・大きな支出
・年金の予想額
上記の数字等も勘案してシミュレーションしてください。

さらに、無駄な支出(例えば保険など)が無いか等も点検したうえで、
住宅取得の可否を総合的に判断しましょう。

住宅は人生で最も高い買物といえますので、
住宅ローンの仕組みや税制についても知識を修得し、
入念な事前準備をされることをお勧めします。

山田FP事務所  http://www.yamadafp.com/
代表 山田 聡
ちゅうさんへ。
当事務所のアドバイスが僅かでも、参考となれば幸いです。

住宅取得に関する相談はたいへん多いのですが、
多くの方が契約直前に来られます。

住宅取得は人生の一大イベント。
十分な事前準備をお勧めいたします。


2012.07.25


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