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FPの回答

  • 菊池正浩(オフィスK)

    北海道

    2010.02.12

保証人は基本的には返済が滞ったとき、借りた人に代わって
債務の返済する義務が発生します。

1、Aの保証人Bが居て、Aが借金を返済できなくなった場合にBは何をしないといけないのか
○BはA代わって借金を返済する義務が生じます

2、その場合Aが破産するとどうなるのでしょうか。
 ○Aが破産してもBの保障義務は変わりません

3、Cの連帯債務者DがいてCが借金を返済できなくなった場合にはDは何をしないといけないのか
4、その場合Cが破産するとどうなるのでしょうか。

○連帯保証人は下に書いた3つの権利を持ちません。

 保証人と連帯保証人の違い

 連帯保証人の場合以下の権利がありません

 催告の抗弁権 
 「まず主債務者に請求してください。」と請求することができる権利

検索の抗弁権  
 主たる債務者の財産から先に執行をするまで
 自分への保証債務の履行を拒むことが出来る権利

分別の利益  
 保証人が複数名いる場合、主債務の金額を頭数に
 応じた平等の割合で分割した金額分しか責任を
 負わなくてよいということ


つまり、連帯保証人Dは
 お金を借りたのと同じ立場ということで
保証人よりも更に大きな義務を負うと考えてください。

※金融機関に対する保障は基本的にすべて連帯保証です。



またAやCが借金を返済できなくなった場合に、
BやDが支払いをしなくて済む方法はありますでしょうか。

基本的には返済を免れるには自己破産するしかありません




最後にアドバイス

保証人は「借り入れ金額と同じお金を貸すのと一緒」との考えを持ってください。
その上で、借主を信頼できるかどうか、返済能力があるのかどうかがポイントです。

保証人を断ることで、お姉さんが無駄な借金を背負わなくてよくなるケースもあります。
とにかく一人で決めずに慎重に対処することが大事、特に借り入れの内容が不透明であれば信頼できる第三者に相談することをお勧めします。

ありがとうございます。
保証人と連帯保証人の違いがわかりました。
最悪の場合、姉も自分も破産することになるという事ですね。




2010.02.15


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